「日本」 と 「韓国」

　8月31日に、韓国を訪問した立憲民主党の若手議員８人と会談した韓国の朴振（パク・ジン）外交部長官は、

「両国は最も近い隣人であり、民主的価値と市場経済を共有する重要な協力パートナー」とし「韓日関係を早期に復元して改善することが両国の共同利益になる」

と述べたそうです。いつものように「疑わしい」ので、詳しく調べてみました。

　「韓国に最も近い隣人」は距離が０Kmの北朝鮮人ですが、若しも韓国の主張通り「北朝鮮は韓国領」とすると、韓国に「最も近い隣人」は距離が０Kmの中国人で、同じく距離が０Kmのロシア人です（ロシアの主張によると北朝鮮とロシアは１７Kmの長さの国境で接している）。

　韓国と対馬の距離は５０Kmらしいのですが、韓国本土と竹島との距離は２１５Kmで、韓国領の鬱稜島と竹島は約９０Kmです。つまり、韓国にとって日本は「２～３番目に近い隣人」と云う事になります。

　日本とロシアの距離は、「千島列島（歴史的に、北千島と南千島に分かれている）」が微妙な状態に置かれていて、「北千島最南端の得撫島（ウルップ）」と「南千島最北端の択捉島（エトロフ）」との距離は４０Kmです。北海道本島と北方四島との最短距離は３．７Km（歯舞諸島の貝殻島）で、国後島迄は１６Kmです。若しも南樺太が以前のように日本領ならば、ロシアと日本の距離は０Kmです。

　台湾と与那国との距離は約１１０Km（魚釣島との距離は１７０Km）なので、距離的に日本に一番近い隣人はロシア人と言え、次は韓国人、三番目が台湾人です。

　つまり、最初の「両国は最も近い隣人」からして、嘘である事が分りました。

　次に「民主的価値」ですが、「的」が付いているので良しとしま。「市場経済を共有」はウソです。日本の技術が一方的に盗用されてれているうえに、日本も韓国も政治・経済界共に、中共に技術の供出合戦をしているライバルなので、「協力パートナー」とは言い難いです。愚かですが「中共との経済パートナー」と言えます。

　「日韓関係を復元」すると云う事は、「復元」とは過去に戻ると云う事なので、日本が一方的に（寧ろ喜んで）技術支援や資金提供を強いられることになります。

　決して「共同利益」にはなりません。以上、簡易調査の結果、全てが嘘である事が分りました。

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