ヤフーニュースで流れていましたが、これは本当の話です。
読売新聞の記事はこちら
私たちはこのことをかねてから、気をつけてほしいと皆さんにお願いしていました。
私たちのホームページでもお伝えしています。(http://www.118doujin.com/kansen.html)
まず、皆さんが気をつけ、そして周りの人にも注意してもらってください。
自分の身は自分で守りましょう。
なぜ、こうなってしまうのか???
まず、ひとつに『消毒』と『滅菌』は違います。
この消毒はどんなひどいところでもやっています。
しかし、滅菌となると話が変わります。あの歯を削る器具は滅菌すると
30分くらい使えません。
その分本数がいるのです。
一本10万以上します。
現状、日本全国の歯科治療(歯科医院運営)は保険制度に
よって運営されております。
この保険制度は、診療ごとに報酬が決まっています。
しかし、歯科の場合この診療報酬、点数が今の日本に適していないために
数を見ないといけないシステムになっています。
聞いたことが有るかもしれませんが、根の治療などはアメリカで1本、約10万です。
当たり前です。
細かい作業で、神経治療後の歯の寿命を決めるポイントです。
しかし日本の歯科治療は、初回、歯によって違いますが、3000円から6000円、
2回目以降は数百円の報酬というレベルです。
これを知ってる患者さんは、逆にびっくりしてもっと払うと言う人も多いのですが、
これは保険制度上差額を払うというのは現行認められておらず、
保険治療で行く上では、これで行くしかないのです。
となると、
あたりまえですが、
→数で勝負→患者さんを早く回す→ という悪循環をもたらしています。
しかし歯医者さんはこんなこといって自由診療をすすめると儲け主義と思われるのが嫌なので、
あんまり言わないのです。
ちなみに保険点数(診療報酬)には、熟達度とか、所要時間とか、消毒レベルとかまるで関係ないので、
数をあげるしか対策はないのです。
応急的な処置以外に歯科の保険が適さなくなっていると
私たちは考えています。
もう皆さん、健康にはお金を使おうと思っていらっしゃいますよ。
誰かがなんとかしてくれるのを待つより、安心安全な道を選択されることを
おススメいたします。