歯科医院と美容室の違い

『アツーーーーーーいですね。いやな暑さですね。』

　

『汗で大変です。先生、室内は快適ですね。』

という会話を何人と交わしたことでしょう。


といっても実は私、夏は大好きなんですよ。ハハ。


学生の頃の夏休みのイメージがあるのでしょうかね・・・・



ここからは真剣な話ですよ。説教くさいので


説教が嫌いな方はこの辺でやめといてくださいね。


☆☆　　　　　　　　☆☆　　　　　　　　☆☆



よーーーーーくある相談なので、はじめての方は


相談で来院されなくても解決しちゃうかもしれませんね。


以前にも載せてますが、人はすぐ忘れる生き物なので

再度載せておきますね





患者さんが歯科医院へ行く。


『銀歯変えてほしいんですけど』


『わかりました。』


『こっちもしてほしいんですけど』


『はいはい喜んで。すぐさせていただきます』




という感じで診療が進むことがあるようです。


しかしこれは危険なことです。


どこかで聞いたことがある会話パターン。


そうです！美容室です。


『今日はどうされますか』


『ヘアダイとシャンプーカットで』　　→　　　『セラミックにしてください。』


『色のご希望は』


『明るめで』　　　　　　　　　　　→　　　　『白めで』




これって異常な状態じゃないですか　　



ここには健康という文字はひとかけらもないのです。



でも患者さんとしては私のいうとおりにやってくれたとってもいい先生とおもうかもしれませんね。




このあとが大変です。。。。




なんか変な味がするので、


当クリニックで歯科ドックを受ける。



すると、痛くないけど根の病気が判明・・・・・




後味悪くてすいません！！



やはり歯科治療は医療ですから、



健康第一であるべきと考えるのです。



その次に審美という順番です。



少なくとも私どものクリニックは、
健康ぬきの審美治療や、その場しのぎの治療は
お引き受けしておりません。


先日も撮影に間に合わせて『審美歯科』をと強い要望がありましたが、

損なう健康が大きすぎ、大変残念ですがお引受けできませんでした。



あなたが涙ながらにお願いされても


私どもはあなたにとってよい事でないと考えたら


涙ながらにお断りするのです。



医療とはなんぞや