いいお天気になりまして

今日は久々にいいお天気でしたね。
今日は午前中に保健所へ検診にいってまいりました。
1歳半ですとおおむね上下6本から8本ほどの歯が生えて
きております。
このごろのお母様は熱心ですね。私のみたお子様は
虫歯がある人がいませんでした
すごいです。
このままの状態をキープできるように
がんばっていただきたいものです。

さて話は変わりまして当医院には見学の方が
よくいらっしゃいますが、今日のドクター（歯科医師）さんは

未来の夢の治療ですね！

とおはなしされておりました。別にこれは自慢では
ございません。問題提起です。
私たちは当然と思って
おりますが、彼がそう思うのも無理もございません。
何せ彼は地方で1日40～50人の患者さんを
診ていたそうです。
業界関係者でないとわからないと思いますが、
この人数ですとなかなか思いどおりの治療ができないのが
実情なのです。歯科治療は処置を必要としますから
時間がかかるのです。これですと単純計算で
ひとり15分をきってしまう処置時間となります。
何もできない・・・となるのです。

一昔前ではこれでもよかったかもしれませんが
このところの歯科治療は
痛みがとれればいい
というものから
しっかり治したい。しっかり咬みたい。
へと質を重視するものに変わってきています。
（さらにその上には審美性があります。）

それらを満足させようとすると彼のように
壁にぶちあたるわけです。よくある歯科医療では
この壁を突破はできないのです。

確かに多くの方を救ってあげることは大事なのですが、
この時代の日本ではやっぱり質が大事と
わたしは考えます。

彼のように疑問を感じてくれるドクターが増えることが
日本の歯科医療を変えていくことでしょう。

ますますがんばってまいります！！

よい週末をお迎えください。