予防をベースにした総合歯科治療(お口全体の治療)をおこなっていると、
噛み合わせ(咬合)のことが理解が必須です。
これがわからないと基準が無いので、怖くて手が出せないのです。もちろん怖いもの知らずの人は
別ですが。
そうすると歯列矯正の相談も非常に多く受けます。
多くの人が歯並びに悩まれてるわけですが、
一歩を踏み出す勇気はなかなかないようで、相談にすら行かない人が多数なのです。
そして男性側が圧倒的に歯を気にしないひとが多いです。
当クリニックでは場所柄成人の矯正が圧倒的に多いのですが、
9割が成人女性なのです。
矯正治療はなるべく早い段階でした方がいいのは誰もが知ってることですが、
学生時代はお金の問題でできない人も多いようで、
社会人になって自分で始める人がまた多いです。
彼女たちをみていると本当にえらいなーと感心します。
先日は大学病院で親知らずを抜いてきた20代女性がいました。
矯正のために親しらず4本を順番に抜いてきたのですが、
最後の最後で顔を腫らしてしまいました。
しかし、文句を言ってるいるかと思えば、
あっけらかんとして、
写真をとりまくったというのです。
彼女の頭にははすでに将来の美しい歯並びが頭に有り、
これはほんの通り道と認識しているのですね!
彼女は抜歯が嫌だと24時間言い続けていたくらいの人なので、
相当びっくりしました。
どんなことでもまず一歩を踏み出すとこのように、人間は変われるということですね!
こんな人がどんどん増えると
日本人は歯がキレイ!と言われる時代がやってきます!楽しみです。