歯医者さんはいろいろ

今週も始まりましたね。頑張ってまいりましょう。

診療室での会話。

『この前のインプラントは調子いかがですか。』

『先生、調子いいんですよ。ほんと自分の歯みたいなんです。
かみ合わせもばっちりで』

『ここのところインプラントを希望される患者さんが
増えているんですよ。』

『以前からインプラント治療はされてますよね。』

『以前は歯医者にきて、
歯の無いところを患者さんが指差して、
ここにインプラントいれって！って感じだったんですね。
でも、うちの診療方針って独特というか、クセがあるじゃないですか、
〔最初に検査して計画立てて・・・お口の良い治療を・・・・〕
という風に説明すると、
じゃ、すぐ入れてくれる歯科医院へいくからいいやっ！って
いう方が多かったんですよ。
それがこのごろは
口全体を考えて治療したい。できたらインプラントで。だから徹底的に検査してください。
という具合なんです。

『あー、みなさんやっとそういう考えをお知りになったんですね。
でも、先生、歯医者さんはみんな大学では同じ教育を受けられるんですよね。
なのに、なぜいろいろと考え方が違ったり、なさってることが違うのでしょうか。』

『あーそれは違うんですね。大学では基本的なことを勉強します。
でも、結局卒後いろいろと壁にぶちあたり、自発的に勉強するわけです。
あれ～。もっといい方法無いのかな～。と

それにやっぱり患者さんによっても求めるものは違いますから
それに応じて歯科もいろいろでいいとは思うのですが、
なんちゃって予防となんちゃって咬みあわせ治療は
少々困りますよね。患者さんには区別できないですから・・・・』