大槌へ、みんなで「縄文にんにく 」を訪ねました。

2014-06-15 14:21:20 | 復興
・・・5月下旬の土曜日、父・實=静竿院實道喜雲居士=の17回忌を石応禅寺で無事執り行いました。その後、天神町の更地となった我が家跡地に立ち寄り(雑草ぼうぼうの現状)、大平公園墓地にお参りし、浪板さんずろ家で取れたての刺身などのお昼をみんなで美味しく頂きました。そして陸中海岸グランドホテルに投宿する前に、大槌・縄文にんにくを訪ねました。
(恒例となったJR盛岡駅に早朝集合して駅前から“磯崎家”レンタバスで行動しました。葛飾・松戸・目黒・埼玉鳩山町・札幌・室蘭各地から参集した磯崎一行は、今回22名)

ことしも“3・11 東日本大震災 釜石市犠牲者追悼式”に参列しました。そして翌日私は、イオンモール釜石オープンのショッピングモールに「縄文ニンニク」の野村さんをお訪ねしました。

(そのときの「縄文にんにくレポート(1)」は・・・こちらのブログに)


今回は、磯崎家一行とともに「大槌・縄文ニンニク」を訪ねる機会となりました。



笑顔で迎えてくれた野村信吾さん・・・

長い間使わないであった豚舎を活用した施設づくりでは、野村さんのアイデアと手づくりが随所にふんだんにありました。

津波被害にあった地元の学校から机や椅子などを譲り受けて、“栽培工場”としたり・・・
廃材や地元調達の資材で、古い豚舎から栽培工場と住まいづくりへ・・・

多くの方々の協力で、ここまできました・・・
来た初めのうちは、地元の人も「そのうちにネをあげて、大槌のここから居なくなるかもしれないよ」という声を聞いたと当時を振り返る野村さんの表情が、いたって穏やかなのが印象的でした。



週末のこの日は、地元農家さんらはお休みでしたが、町役場の男性と横浜からのボランティアさんらで作業をしていました。

大槌町の国有林から流れ出るわさびを育てるミネラル湧水で育成する「縄文ニンニク」です。

大震災・大津波の被災に対して、さまざまな心温まるご支援を支えにして、地元農家の方たちと自立支援を目指して、いまは栽培に取り組んでいます。

2週間ほどで栽培でき、保存は冷蔵庫で、約3週間はもちます。



球根・根・葉・すべておいしく・・・
  天ぷら、肉じゃが、ぎょうざ、刺身、マーボ豆腐、味噌など献立も豊富!
発芽ニンニクは匂いが少ないので味噌汁ほかなんにでも加えて美味!



テーブルに並べられた、今日できたての「ニンニクジャム」(上)と、
(左から)「ぎんがの力」「旭の力」「一夜づけ」「おかわり3バイ!」というネーミング、どれもウナルほどに美味でしたよ。匂いがなく、なんにでも合うねえと、女性陣の評判は上々でした。


 
不要になり譲り受けた船を活用して、お風呂に。満天の星空のもと露天風呂を楽しめますよ、と。



「ハニカム ECO BOX」


「一辺を3メートルとする六角柱構造で、大津波にも安全は保証できます」と実物模型を目の前に説明に力が入ると、こちらも「天神町の我が家の空き地に、ハニカム ECO BOX モデルハウスを創りますか」とはなしに盛り上がりました。

いま大槌町に、「ハニカム ECO BOX」設置を提案しているところです。



豚舎を改造したとは、とても思えません。アイデア手作り快適空間が広がっていました。



いまでは、宿泊可能な寝室も、ご覧の通り。







野村さんと横浜から来ていた石川史朗さんと一緒に。




近く、大槌町小槌にある「福幸(ふっこう)きらり商店街」





被災した大槌北小学校の校庭にオープンした仮設商店街。約40店が軒を連ねています。ちかくこの一角に「縄文ニンニク」が参加する予定です。また、全国チェーン「和民」との契約話がまとまっている。





以上、丘の上のひょうたん島 「縄文ニンニクレポート(2)」でした。

追伸・・・このブログ投稿前に・・・
     FBに、「野村信吾・メキキの会 HP」があります。併せてご紹介させていただきました、よろしくお願いします。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。