人生に定年なし        

2010-03-08 21:37:41 | 雑記
定年延長で積極参加 人生に定年なし        

1「働く」 
 20歳以上65歳未満の人口は、2020年までに約1,200万人減少し、その後も減りつづけると予想されている。このような厳しい現実を考えると、女性を含めて中高年の人々が自発的に労働市場に参画したくなるような環境を整備するのが緊急の課題である。

2「学ぶ」 
 知的欲求に応える。本来的に勤勉な日本人中高年の人々の「学ぶ」に対するニーズは強い。ふさわしいメニューを提供するという工夫が必要。長寿になった人々は、学ぶことにより、一層熱意を持って人生や仕事に取り組めるようになると考える。

3「生活を楽しむ」 
 シルバーマーケットという言葉から想像される狭い意味でのマーケットではない。活力ある中高年という広がりのある世界での、生活を楽しみたいという人々の潜在的ニーズへの対応である。少子化で減少する結婚式、一方で結婚30周年、50周年のパーティも増える。

 「活力ある中高年社会」によって日本のGNPがどの程度押し上げられるか定かではない。しかし、中高年の人々がそれぞれの持ち味を生かして働き、学び、生活を楽しみむエネルギーが高まってくれば、社会全体に「張り」が戻ってくる。バブル的な豊かさではなく、背筋をシャンと伸ばした幸せ感が増してくることだけは間違いないことだと思う。

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