ぬくもりのある、想像力横溢の言葉を(内田満)

2010-07-30 13:09:31 | 政治

危機に立つ日本の民主政治をどう救うか
   新しい夜明けはいつ来るか
 内田満・早稲田大学名誉教授の著書は、普段は娘の書棚にあるのだが、時折開いて言葉を見つけている。

「 政治家よ、言葉を響かせよ 」・・・・7章 「ぬくもりのある、想像力横溢の言葉を」のなかに、
国民に語りかける発信能力と説明能力について、、、口論二分状態の今日、これらの能力の重要性は、自明であろう。小泉首相は、「人生いろいろ」という戯れ言葉を頻発して、自らが「勝ち組」に属することを誇ってきたが、国の最高リーダーが他社へのぬくもりの言葉を持たない社会は、荒涼として望みがない。また、説明能力を支えるのは、他者への想像力であり、ひとりよがりの言葉は、民主主義のリーダーに適さない。(中略)
 ポスト小泉への政権交代期前夜の今、強く望みたいのは、時代の求めに果敢に応じる意欲と能力を備えた日本政治の新しい舵取り役としての首相の登場である。

さて、なんでこれを引きあいに出したかというと、、、

8月1日付け 組織改革の概要のひとつ
「政策推進研究室」という課を新設し、室長に民間人を発令したことについて、
「人事の私物化」 「選挙選の論功行賞」 いずれの表現も間違っていない。 
「新市長誕生のために尽力してきたが、これはマズイヨ」
「職員のやる気を殺ぐもの。これじゃ、新市長についていけない」 ・・・・
ガンガンと興奮した電話がかかってきた。

設置目的・・・市長マニュフストの中でも、とくに重要なもの、松戸市として本格的な研究に着手していないものについて研究を進めるため。
事務分掌・・・政策推進のための研究に関すること。
人員は、室長1名 室員2名(兼務職員)計3名
設置場所は、新館5階 (注釈・市長室と同フロア)

こうした重要なポストにこそ、庁内にいる心あるやる気のある若手・中堅職員を登用し、庁内の活性化へ向かっていくべきだと考えますが・・・。市長の考えと市役所職員との融合の証になったらどんなにか実りあるスタートとなったことでしょうに!
きっかけが存在したのに、判らん、わからん。


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