釜石・解体作業の立会いへ行った・・・

2011-08-07 10:11:16 | 3.11大震災・釜石
釜石からの夜行バスでトンボ帰りした妹から、メールが。


--------------

…メールに入ってる写真…見守る お兄さん・・・

お父さんとお母さんの写真を、首にぶら下げて、作業の行方をみています。
下のリビングと2階の南側がなくなりました。ここまでの写真とカメラで撮った分を希望ならば後で送ります。恭子にはショックなので、ゆっくり落ち着いてから見たいと言ったら、見せる事に。(姉心の気配り!)

電話によると・・・
解体作業は順調なのだが、鉄骨構造の太い梁は、かなり頑丈だった。
(われわれも、二階建て木造住宅で、躯体部分に鉄骨が使われていたことは、知りませんでした。盛岡工業高校で設計を学び、兵隊で行った満州では公共建物の設計など数々の建築物があったということを母から聞いたことがあった)

解体作業車は、秋田ナンバーで、根気よく作業をすすめる作業員も「見るからに素朴で人の良さそうな人で、こんな頑丈な建物はみた事ない。壊すのがもったいないよ。2階までシッカリしているから、壁面を改修したら住めるのに」と。

「お父さんとお母さんが、家屋の解体に抵抗してるんだねえ」と。

結局この日は、一部屋根を残した状態で作業はいったん終了。日曜日があるので、作業は月曜日に再開されるという。

未だ行方不明の人や、避難所から仮設住宅へ移った人、水産海産物の事業再開へ向けた人の話なども。
生活支援物資については、少しづつ贅沢になってるのかなあ、今までは届けられるとすぐに必要な人が現れたというが、今の声を聞くと「新しい下着が欲しい」と。

仮設住宅にエアコンがあったのでホッとした。
お盆までに建設する話だったけれど、・・。

釜石へ行っても、泊まるところがないからねえ。

往復夜行バスでの日帰りは、強行軍。からだもキツイ。

お疲れさまでした。ゆっくりお休みなさい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。