スーちゃんに合掌  がれきのアスベストが問題!

2011-04-26 17:58:07 | 3.11大震災・釜石
震災以来、すっかり涙もろくなったようです。
(目頭だけじゃなく、偏頭痛というものを初めて知ったし、地震でもないのにちょっと下を向くと揺れているんです。なんか今までの自分じゃないみたいで、変)

それはともかく、また泣きました。
キャンディーズのスーちゃんの告別式で流された、最後のメッセージに心を揺さぶられたからです。病床から振り絞るような声で懸命に吹き込んだ言葉です。
(ご主人が、病床で覚悟の上、“録音スタート”したものだったんですね)
東日本大震災の被災者を気遣い、「私も病気と闘ってきましたが、負けてしまうかもしれません。でも、そのときは必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います」と語っています。合掌。


釜石市の現地へはいって体験した。
被災地にそのまま残っている瓦礫の山を前にして、様々な問題に突き当たった。とにかく深呼吸が出来ない。何が何だかわからないほどの惨状だ。

行方不明の遺体捜査にあたっている自衛隊員の心身のケアは、どうなっているんだろうか?実際彼らの現場での作業は、隊の統制が取れて一挙手一投足に頭が下がりました。
若い隊員が、献身的に毎日の作業にあたっています。
悲惨な現場に出会ったあとの心のケアは?
(ベトナム戦争時のアメリカ兵がそうだった。近くではイラク戦争で、戦地から帰国し除隊した後の彼らの、精神的情緒不安定が大きな問題になった。)

膨大な量がある瓦礫の中のアスベストは、どのように把握して現地の人々に説明されているのだろうか?
これからの時期は、空気中にアスベストが飛散する被害がでてくる。
瓦礫の除去には、手作業に頼ることが多い。
若い力のボランティア活動が、期待される訳だが、・・・。

これからのGW期間中は、瓦礫の跡かた付け作業にあたる光景をTVなどの報道は、「全国各地から被災地へ駆けつけて汗を流す若い力は、大変に期待されています」と、盛んにするだろうが!
ここに、問題がある。アスベスト対策はどうなっているのか。ぜひ、問題意識を持って欲しいものです。
マスクをするだけで、安全なはずはない。
のどがいがらっぽくなる。そのときには、もう遅い。
とにかく、一日も早く瓦礫を除去しなければならないのに、安全で有効な作業が行なわれていない。
「がんばれ日本」
瓦礫対策はこれでゆく!と、国の方針が明らかになって欲しい。
もうすぐ、あれから49日です。
アスベストの健康被害は、深刻です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。