松戸市はことし、「65歳超10万人時代」に突入

2011-01-10 16:14:53 | 地方・地域のことなど
松戸市の高齢化は急速に高まっている。
この5年間で4・3%増(全国平均は3・1%)
22,000人が65歳以上迎え、高齢者数は95,000人になっている。
これは市人口の20%にあたる(昨年4月1日現在)

市の推計によると、今後さらに65歳以上の高齢者人口は急激に増加し、今年には10万人を突破する見込みだ。
 増え続ける高齢者に対して、いかに安定したきめ細かい行政サービスを策定し運営してゆくのか。
働く世代が減る中、どう市税収入を確保するのか。
高齢化問題は、これからの市のまちづくりに大きな影響を与える。
(と同時に少子化、結婚しない・できない世代増)=この問題は別に考えるとして=

気になるデータがある。
年齢別純移動数
  =住民基本台帳を基に、市内の人口流入・流出をまとめたもの。
これによると、03年から07年までの5年間で、30-44歳までの市民が、約4,700人減っている。(=生産者年齢の減少が顕著)
高齢化によりリタイヤ組の増加に加えて、働き盛り世代の流出は、市税収入の面でダブルパンチとなる。
 
本郷谷市長は、「担税力のある若い人を松戸市へ呼び込んで」「子育てしやすいまちづくり」を口にする。
若い世代が、松戸市に移り住んで定住する、子育てしやすいまちづくりの必要性を掲げているのだが、現実はお寒いかぎり。
・子育て施設の整備充実には予算がかかる。
・市内小・中学校の耐震補強改修工事は、小学校で23%、中学校で33・3%しか進んでいないという、厳しい現状がある。

元気な熟年を応援するために、様々な仕組みを創り、同時にその施策の実施に際して財政応援は、必要不可欠です。これが現状ではほとんど皆無といってよい。新しくスタートした中高年のサークルが、公的支援を要求する声がたくさんあります。
介護の必要のない元気な高齢者が多ければ多いほど、市の財政が圧迫されないというメリットに注目してもらいたいものです。

(全国高校サッカー大会決勝戦 溌剌高校生!テレビ観戦しながら)

(成人式の今日、松戸市の新成人の数が気になりますネエ)

 つれズレなるままに・・・、記す

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。