消えた釜石キャビア:習志野この夏10勝あげて甲子園去る

2011-08-18 14:39:20 | 3.11大震災・釜石
(2011/08/18) 岩手日報によると、

国内で初めて養殖キャビアを商品化した釜石市の株式会社「釜石キャビア」が解散した。市内沿岸部にあった養殖施設は壊滅し、キャビアを産むチョウザメも全滅。ふ化からキャビアを取り、商品にするまで8~10年かかるとされ、社長の山元一典さん(64)は「事業を復活させることは難しい」としている。

 市内にある二つの養殖場。天然の地下水を使ったいけすに稚魚から成長したチョウザメまで2万匹以上を飼育していた。施設は津波にのみ込まれ、がれきが散乱、近くに勤務する男性(63)は「何十匹ものチョウザメの死骸が辺り一帯に散らばっていた」と震災直後の様子を語る。

 チョウザメが卵をはらむようになり、キャビアを商品化するまでに約10年の年月がかかる上、採算をとるのも困難なため、山元さんは「施設を立て直し、採算がとれるまで出資する企業はないだろう。長年続いた事業だが、夢だったと諦めるしかない」と話した。


真夏の日差しの中で繰り広げられている甲子園の熱闘をテレビ観戦しながら、ネットサーフィン・・・

上記のような記事をみて、「釜石キャビア」を検索した。

社長の山本一典氏。祖母同士が友達で、小さい頃に家に行ったりして遊んだ仲でした。
 キャビアは、20gで一万円以上もする高級品。勿論国産はココだけ。水槽には、24才、200kgにもなるシロチョウザメもいたという。8才ぐらいからキャビアは採れ始めるが一度採ったら死んでしまう。難しい養殖事業は、”キラり・カンパニー”と将来を期待されていた。
20数年前から続いてきた、第3セクター「サンロック」の事業経営を、引き継ぐ形で07年「釜石キャビア㈱」を設立して夢をつないで来た。
3・11大震災は、これをズタズタにしてしまいました。

(心配していたんです)
(港に近い瓦礫の中で、2-3メートルもあるチョウザメの死骸が、見られたからです)


彼は、ギネスブックに載った釜石湾口の巨大防波堤の建設立役者。
この防波堤も、想定外の巨大津波襲来で、歯が欠けるように倒壊されました。

先日3月、4月、6月と、市内青葉通りにある彼の自宅を訪ねましたが、依然として周辺は瓦礫の山でした。
彼は、これまでも地域を引っ張ってきた男だけに、復旧・復興には欠かせない男だ。頑張って欲しいと思うと同時に、できることでお手伝いさせていただきたいと、気持ちは高ぶります。

なんとも暗い気持ちになることばかりだ。
釜石は、ゼッテエ、マゲネエ の精神で 
地元の人々と心をひとつにして、前へ進みます。



関東勢同士の闘いとなった第2試合、
5点を奪った日大三が、無得点の習志野に勝ち、準決勝戦へ進むことになった。
4安打、奪三振8 149球で散った。
習志野は、千葉県地区予選で7勝、全国甲子園大会で3勝と、この夏の試合で今日まで10勝も続けてきたわけです。なんとも素晴らしい高校球児たちでしょうか!

随所に素晴らしい光るプレーが観られた熱闘甲子園
ココまで勝ち進んできたら、ひとつのミスが勝機を逸する。つないでつないでいった結果が勝者となる。コレデ、ベスト4が揃った。
あと二日の甲子園全国大会
作新学院ー光星学院(青森)  日大三-関西(岡山)

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