おざわようこの後遺症と伴走する日々のつぶやき-多剤併用大量処方された向精神薬の山から再生しつつあるひとの視座から-

大学時代の難治性うつ病診断から這い上がり、減薬に取り組み、元気になろうとしつつあるひと(硝子の??30代)のつぶやきです

Really?-Day by Dayを読んでみよう!-

2023-08-24 06:14:05 | 日記
組織(→今回は、大手製薬会社)が1990年代に、英国内で、医者や患者に渡している(主にプロザックに付けた)パンフレットから考えたい、と、思う。

努力している
病人(と呼ばれる)たち
をからかう余裕があるのは、
完全な
健常者(と呼ばれる)たち
だけであろうが、

自分は本当に「健常」だと言い切れる人も、
外部からある人に対して少しのProofにおける齟齬もなく「健常」だと定義することも出来なければ、
そもそも「健常」に対して誰も(完璧な)定義などできないと、私は、思う。

さて、パンフレットの名前は
Day by Day:A Guide to your First Three weeks of Treatment, brochure distributed(→以下、Day by Day)。

このパンフレットには、以下のような「アドバイス」が含まれている。

キツいであろう予測が立てられる初めの数日間ではなく、疑問を持ちはじめるであろう5日目からのアドバイスだ。

5日目
頑張って服用を続けましょう!
今、どんなに気分が悪くても、2~3週間すればよくなりますよ。

6日目
頑張って服用を続けましょう!
治療の成否はあなた次第です-今、治療を断念してはいけません。

11日目
ご存じですか?
不安や落ち着きのなさは、うつ病でよく起こる問題です。
でも、たいていは、薬を飲みはじめて、2~3週間すれば改善します。

12日目
頑張って服用を続けましょう。
気分がよくなるのにもう少し時間がかかるかもしれませんが、あとで必ず報われます。

13日目
頑張って服用を続けましょう!
もし、まだ気分が悪くても心配はいりません。
服用を続けるかぎり、あなたは回復への道を歩いているのです。

17日目
ご存じですか?
病気が重症であればあるほど、抗うつ薬がよく聞くものです。

20日目
あなたの薬について。
どんな副作用もたいていは心配いりません。
最初の2~3週間が過ぎれば解消します。

どこか、おかしい、という思いを禁じ得ない。


薬と「アドバイス」。
どちらの毒性が強いか、判断などし難くなる。

Day by Dayについての疑問にリリー社は、医師と患者には、適切にアドバイスをしているとし、うまくいかないと特に医師にはセロトニン「回復」シンドロームなどと名付けていたようだ。(1999年11月時点の記録では)

「回復」、か、どうかは、後の歴史が証明してゆくだろう。

組織と治療者の関係は、医師と患者の関係の鏡となってしまうことが、よくあるように私は、思います。

(→昨日、コメントをいただいたのでひとまず私の考えです。)

あと、明日から数日間、都合により日記の更新が不定期になります。

ここまで読んでくださりありがとうございます、明日から都合により、数日間、不定期の更新となりますが、また、日記に復活するときは、よろしくお願いいたします。では、また、次回。