週刊ABU

54歳、日々の暮らしと無職脱却を目指すブログです。

母のこと

2021-03-02 09:14:42 | 日記

80歳を過ぎた今でも毎日働いている母。

親戚経営のお店だって言うのもあるけど、一生懸命働いている。

何度も書いているけど、理解力と記憶力が後退してきている。

それでも店番をして、
多少おつりが怪しい時もあるけどお客様と楽しそうに毎日を過ごしてる。


週に一度しかない休みを今年に入ってから、
自宅の片付けに充ててようやくスッキリし始めた。


先週納戸の片づけをして、
不燃ごみが大袋6袋ほどになった。

ただ不燃ごみの回収が今週だったので、
次の休みに私が捨てるからね。と先週話した。


今週片付けにマンションに行くとゴミが無くなっていた。

母はマンションのごみの日が分からないので、
普段はお店(職場)にゴミを持って行って捨ててる。

 

ゴミどうしたの?

お店に持って行ったの。

あんなにたくさん?すごく重かったでしょ?

でも平気だったわよ。何回も往復して店に運んだの。

と。

 

母の部屋の他のゴミがありマンションのゴミ置き場に行くと、
母の部屋から出た不燃ゴミが6袋置かれていた。

お店に運んだと言っていたゴミはそこに捨てられてた。


記憶が変換されちゃったんだね。
お店に持って行ったと言ってたけど、マンションで捨てたんだね。


一瞬ね、何?また分からなくなってるの?って呆れたの。
でもさ、ちゃんとゴミ置き場に捨ててるんだから問題ないよね。

なんで一瞬でも呆れたのか、小さいわ、私。

 

母の代わりに確定申告を済ませた昨日は、
所得税の納税を銀行でした後、
お昼ご飯を食べに焼き肉に行った。

母はいつものように生ビールを飲み、
カルビを堪能。私も肉を追加し二人でそこそこ食べ、
母が一万円財布から出し、私が会計し、少しのおつりを母に返した。

 

朝から晩まで毎日働き、孫にお小遣を渡すのを楽しみにし、毎週休日は娘とランチ。

 

幸せだよね、母。

 

いや、違う、幸せなのは私だね。


50歳も半ばなのに、
いつも母に払わせて、
働きもせず、
すぐ忘れてしまう母にイラつき・・・
それでもそんな娘に文句も言わず、
何食べる?美味しいものたべよう。って。


ここまで書いて私、バチが当たるような気がして怖くなってきた。

ゴメン母。


これからもっと忘れて、
できないことが増える不安があるけど、
今日はできてるんだもん、
今日のことだけでいいじゃん。

ね。

 

ありがとうね母。

 

と思ったのも数分。

廊下の収納を開けたらまだ片付けてないことに気が付いた。

「なんで何でも突っ込むの!」と。

まだ人としての成長が必要なワタシでした。