冬桃ブログ

夢のあとさき

 幸せな夢を見た。幸せで美しかった。
 そういう夢は心身に良くない。
 目覚めた時の虚しさ、淋しさが大きすぎて。

 ベッド脇のカーテンを開けると、外はかすみがかった白。
 起きるには早いが、夢のせいでもう眠れない。
 そっと家を出て、独りで農道を歩いた。

 朝焼けの「赤」は凄みがある。


 もう稲刈りも9割がた終わり、彼岸花の向こうには
稲架(はざかけ)が並んでいた。


 人ではなく、こういう方たちに遭遇する。
 ヒメクリバの幼虫。


 半身を持ち上げて威嚇するフクラスズメの幼虫。


 赤とんぼ。


 下方の黒い影はマルハナバチ。
 茎の向こう側で透き通った翅を
拡げているのはスケバハゴロモ。


 ツリガネニンジン、


 秋明菊。


 

 

 

 
 

 
 
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