朝起きた時は半袖シャツなんか着ていたが
朝食を終えると、たまらず長袖の下着とトレーナー、
箪笥の奥に仕舞いこんでたズボン下まで
引っ張り出し、防寒体制。
時々窓を開け、網戸に張り付くようにして
外を眺めていた。
ああ、早く足が治って、雑草取りに励めたら!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/2a/b7d6c7ccca0866304c1b440cdc12564d.jpg)
老ドラゴンは過去二年、スイカに悩んでいた。
なかなか思うようにいかなかったようだ。
でもあきらめず取り組んだおかげで、
今年はこんなに見事な実りが!
そろそろいただけるかな。
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私がしばらく来られなかった間に、
新しい命が誕生していた。
子猫が四匹。真っ黒だから見分けがつかず、
名前のつけようがない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/fc/0d4eec26878baa3daf27d1fad7f9d81d.jpg)
昨年は七匹生まれていた。
野良猫だから、その行方についてはまったくわからない。
捕獲されて保健所へ引き取られたのか、
一匹くらい誰かが家に連れて帰ったのか。
他の動物の餌食になったのか。
村民でもなく、仮住まいの居候でしかない私は
気になるだけでなにもできなかった。
そして今年は四匹。
産んだのは同じ母猫だと思われる。
子猫たちを見守る母猫。
誰かが子猫に近づくと、それが餌をやりに来た人であっても
母猫は歯をむき出し、パンチを繰り出して威嚇する。
もちろんその後、餌には母子とも飛びついてむさぼる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c3/fbdc7a8cd6fb7cd4c80e22821f5d5f74.jpg)
保健所などの協力でいったん捕獲し、去勢して
いわゆる「桜耳の猫」としてまた放ち、地域の
人たちでさりげなく面倒を見る、という手もあろうかと
思うが、いまのところ、私も傍観するしかない。
とはいえ誕生した命は、ことに小さな命は
いとおしく、神々しくさえ思えて、目が離せない。
さて本日は横浜から素晴らしい写真集が届いた。
友人の町田昌弘さんが上梓された珠玉の写真集。
「横濱ノスタルジア」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/c7/ce8d980ca8bf5da2facc552199bd209e.jpg)
いまはもう消えてしまった「横濱」が
美しい幻のように立ち上る。
横浜と言えば「みなとみらい」。
若い人たちはそう思うかもしれない。
でもほんの少し前、横浜はこれほどにも
異国情緒に満ちた「大人の街」だったのだ。
町田さんは50余年に渡ってその横濱を
撮り続けてきた。
そこから選ばれた204カットが、
この一冊に収録されている。
あなたの知らなかった横濱、知ってしまったら
とりこになるであろう世界へ、彷徨いこんでみませんか?