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世界歴史72年周期  2017年世界崩壊が始まる。日本は次のステージにいく準備はととのったのか。

2017-08-02 09:38:48 | キリスト教

筆者がずっと引っ掛かっていた超自然情報に、1991年9月7日の朝日新聞夕刊に掲載された、イラン系ロシア人の占星術師「パーベル・グローバの予言」がある。といっても、正確にはその予言の「一部」である。

 記事は「新ソビエト紀行 10」という連載もので、取材者はかの本多勝一氏。

 取材自体はその年の4月末に行われたという。当時はソ連の政局が酷い混乱状態にあり、世界が固唾を呑んで同国の行く末を見守っていた時期だった。この「新ソビエト紀行 10」はまた、かの五島勉氏が『ノストラダムスの大予言 残された希望編』(92年刊)で取り上げたことでも当時有名になった。五島氏は本多記者に個人的に接触し、グローバ予言の未公開部分を入手した上で同書を書き上げたのだ。

61WQ-4xeVZL._SL500_SX309_BO1,204,203,200_.jpg画像は、『ノストラダムスの大予言 残された希望編』(祥伝社)

■的中したソ連崩壊とプーチン体制確立の予言

 結論から言うと、その時の予言は、当たりハズレがある。

 ゴルバチョフ失脚とソ連解体の予言についてはピタリと的中した。しかも、これらの混乱が「新体制で安定するのは2003年から4年にかけて」というのもほぼ史実通り。

 というのも、プーチンが第2代ロシア連邦大統領に就任した2000年5月当時、ロシア経済を支配していたのは「オリガルヒ」と呼ばれた新興財閥だった。そのオリガルヒが初代のエリツィンと側近政治家たちと癒着し、ロシアの国富の大半を支配していた。

 実は、当時の七大オリガルヒのうち6社がユダヤ系で、バックにいたのもロックフェラーとロスチャイルドだった。しかも、アル中のエリツィンに代わって真に政局を取り仕切っていたのが、外務大臣や首相を務めた経済学博士のプリマコフ(ユダヤ系)だった。プーチンは大統領に就任するや、ロシア国富の奪還作戦を開始した。それは端的にいって「彼ら」との壮絶な死闘だった。ようやくプーチンがロシアの手に富を取り戻したのが2003年〜4年にかけてだったのである。つまり、グローバ予言通りだ。

 以降、原油・天然ガス価格の上昇もあって、ロシア経済が大躍進を遂げた。ただし、プーチンと「彼ら」との戦いが今でも続いていることは、トカナの読者もご存知の通りだ。

 対して、グローバの中東情勢に関する予言は、まったく駄目。大ハズレである。


■人間の集団は72年のリズムを持つ?

 さて、私のアンテナに引っ掛かったのが、実は「宇宙の摂理として72年の周期があり・・」というグローバの言葉だった。五島勉氏が次のように著書で補完している。

「これもゾロアスター教に伝わる秘法のひとつだ。それによると国家には、宇宙から下された“72年の周期”があるとされる。だからこの期間内に、次の72年に進めるだけの新しい改革がなされないと、その国は必ず崩壊する」(同書P29)

グローバは、ゾロアスター教徒の占星術師の家系だという。ここで詳しく述べる紙面はないが、実は「最後の審判がある」とするゾロアスター教の終末観は、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教のそれの元になったと考えられている。しかも、人間を含めてすべての存在に聖霊が宿っているとする概念もあり、いわば今日の一神教と多神教のいいとこ取りをしたようなユニークな宗教だ。そして、占星術といえば、どの古代文明でも科学と秘術を兼ねた学門とされ、政治や国家の運命を推し量る方法としても利用された。

 このように「ゾロアスター教」と「占星術」には、何か引っ掛かるものがある。

 もしかすると「現代と何の関係があるのか?」と思われる人もいるかもしれない。だが、たとえば、私たちの時間の観念はどうか。一年は12ヵ月で、一日は24時間だ。このように時間を「12」という数字で区切る十二進法は古代オリエントに由来する。

 そして、この12年周期を6回繰り返したものが「72年」だ。果たして、これが人間の社会集団の持つ変動リズムに相当するのだろうか。

 すべてのものにはリズムがある。たとえば、人体には脈拍、心拍数、呼吸数、脳波などがある。生物の寿命もある種のリズムといえる。下は光(電磁波)や素粒子、原子といったミクロから、上は天体の運行や銀河系の自転周期とったマクロまで、すべての存在にはリズムがある。だから、数百、数千万という人間集団の「国家」にも何らかのバイオリズムがあっても不思議ではない。問題はそれが本当に「72年周期」なのか否かだ。


■明治日本の命脈はピタリと72年間で尽きた

 改めて私が人類の歴史を調べてみたところ、この「72年周期」というのは、どうも本当にありそうだ。ただし、複雑な人間の社会だから、72年間はあくまで基準であって、実際には前後に数年間の「あそび」が生じる。さらに、単純に72年の周期が繰り返すわけではなく、ある秩序が崩壊した場合、その次の秩序が確立するまでの「過渡期」(≒混乱期)という概念も必要だ。この「あそび」と「過渡期」という要素を柔軟に取り入れれば、72年のリズムは実際の各国史にかなり当てはまるというのが私の正直な感想だ。

 たとえば、明治維新は1868年。この年に日本は新体制に移行した。その72年後といえば1940年。ゾロアスターの秘法によると、当時の私たちは自己変革に失敗したために、この年に明治日本の命脈が尽きてしまったという解釈になる。その後の約5年間はたまたま太平洋戦争中だったが、これが次の体制に移行するまでの「過渡期」に当たるというわけだ。そして1945年8月の敗戦か、もしくは1947年5月の新憲法施行をもって、現在へとつながる戦後新体制が始まったと見なすことができる。


■各国の歴史にもよく当てはまる72年周期

 興味深いことに、枢軸国であったドイツとイタリアの国民国家の成立時期もほぼ一致している

    
 

 

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【予言】2017年に世界崩壊が始まる!?「ゾロアスターの秘法」が告げる72年周期の法則と恐るべき近未来とは?


2016.10.18.

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