大分市内に架かる弁天大橋...
当時(前職)大分ではI社のK所長とM社のT課長に懇意にして頂いてた。
I社とM社は全国でライバル関係。
だけどKさんはよくM社でお茶してたり事務所の女の子達と世間話してた。
M社の営業所長ですら自分の席の横に座らせて話してた。
ある時T課長が僕に「うちの所長俺に話す前にKに社内の事を話してた!」と立腹(笑)
ある時Kさんから電話...
「〇〇物件H君(僕)やってるよね」
「はい。T課長とやってますよ」
「それ手配しといて」
「え!Kさんとこが受注したんですか?」
「いや、代理店の若い子がT課長が出張してて手配できないと困ってたから代わりに電話しただけ。もちろんM社のオーダーだよ。M社にも手配済みで連絡しとくから」
ある製鉄会社の工程担当に僕が電話した時は...
「大分のこのオーダー納期なんとかならないかなぁ~」
「大分!?Kさんの物件?」
「そう」
「わかった!なんとかする!」
Kさんは周りから慕われてました、、、ライバル会社からも
ある日博多へ帰ってる途中Kさんから電話...
「まだ市内?」
「いや、もう湯布院インター過ぎたところです」
「実はコンサルから新しい案件の相談があって・・・」
「わかりました。大分に戻ります」
その日のうちに二人でポール図面、強度計算書、照度分布図を作った
(2人とも営業だけどしっくはっくしながら作った)
そして翌日提案書をコンサルへ提出したKさん
それから数カ月たったある日...
Kさんから弾んだ声で電話がかかってきた
「僕らの図面が発注図になってるよ!」
『僕ら』って言葉がホント僕にとって嬉しかった
(Kさんだからこそ車をUターンさせたし遅くまで手伝ったっただけなのに・・・)
受注、製造、納品まで完璧すぎるほど上手くいったのはK所長のお蔭
そして公の場では書けないけどM社のT課長のお蔭・・・
「お前らスペックインしたつもりだろうがM社が本気だせば簡単にひっくり返すぞ!」
「桜が咲いたら川縁から花見しながら眺めよう」と言ったKさん・・・
桜が咲く前に富山へ転勤してしまいました。
最近またGoogleearthで遊んでます