聖書とは、かいつまんで言いましたら、救世主キリストの誕生前後に連なるファンタジーを持ち歩くものです。熱心な信教徒は片時も話さずにこれを紐解きます。同じようなことは、おそらく、日本のサブカルチャーにも言えるのでしょう。私たちヲタクはときに二次元のキャラに勇気と元気をもらうために、側に置いて頼りにすることがあります。要するに、依存しています。ビョーキです。災害に遭ったら、通帳、身分証明書、登記簿、とともに持ち出そうかとまで悩んでしまうシロモノです。これがないと生きていけません!
漫画化されて神無月の巫女再人気も高まっているウェブノベル「姫神の巫女~千ノ華万華鏡~」に関する、どうでもいい個人の雑記です。
私はウェブ上で長文を読むのが苦手なので、このウェブノベルに関しては、ワードに変換してPCで読んでいました。しかし、正直、PCを開くのもめんどうくさい! でも、漫画版と比較してサクサク読みたい! なので、勢い余って、自分で印刷してみることにしました。
よく自炊といいまして、紙の本を電子書籍にしてタブレット等で読んでしまう方がいます。
私の場合、その逆ですよね。職場では不要な書類のファイリングしたくないばかりに、PDFにしてデータで共有すればいいのにと進言しては煙たがられていますが、自分の趣味となると退行もいいところです。
もともと、ワードに文書を流して画像を張り付けてありました。
これを紙代の節約のために
・テキストは黒文字、背景は白にする
・文字のフォント8pt、文章の間隔を詰める
・印刷ページで上下の余白を7㎜から5㎜に設定
・各章ごとに印刷するが、ページ番号は通しにする
・段組は三段組、画像は縮小するがカラーで
以上の設定でプリントアウトしたところ、解説文のぞく本文のみ全七章では51頁で印刷出来ました。絵がちいさくなるのは難点ですが、画像を大きく見たいときはそもそもウェブページを眺めればいいですし。原本のイラストデータの配色が美しいので、うちのポンコツなエプソンプリンターでも十分楽しめます(^^♪
もともとのウェブノベルは背景が青地で白抜き文字。
なかなかおしゃれなのですが、こうした文章は長時間読むと目に負担がかかります。拙ブログもかつて、カラー背景に白文字で読みづらかったので、よくわかるんです。個性的なのはいいのですが。
紙にしてめくりやすくなったので、内容をすぐ確認できますね。
映画の動画視聴もそうですが、ウェブ上での閲覧で不便なのはしおりがいれられないことです。一気に読む人、見る人にしか向いていません。細切れ時間でちょくちょく確認には向いていないんですね。ファイルに閉じて、章ごとに付箋を貼っておけばいいですし。
なお、ウェブ上の小説を個人で全部印刷にする(他へ配布するわけでも、売るわけでもない)こと自体が、著作権上まずい可能性もありますので、あまりお勧めいたしません。私はレビューを書きやすくする資料として、そうしたいのですが、このあたり、版権者さんにどう判断されるか…。
版権問題と言えば、無料で電子書籍で読み放題になっている雑誌連載分についても、どこまでネタバレレヴューをしていいのか、画像もどこまで含めるべきか、悩みますよね。『キン肉マン』みたいな制限がかからなければいいのですが(汗)
私は買える時に紙の雑誌を購入しています。大判で絵が保存できるので。
紙で読んだ方が、ストレス解消になります。印刷文字のほうが、頭で理解しやすいので。日常でつまづいた時のためのバイブルにします(大袈裟)。
このウェブノベルは、B6サイズで製本したら200頁分ぐらいにはなるので、ライトノベルとしても売り出すのに十分な量です。小説は無料公開もよいのですが、カラーイラスト付きの力筆で勿体ないので、漫画化記念で人気が高まったのを機に、ライトノベルとして出版されるか、電子書籍としての版権化を希望いたします。本棚においてみたいと思うので。カラーイラストをすべて添付したら、かなり高額になるでしょうけれどね。乙羽さん小説みたいに、同人誌で自費出版すればとも思うのですが。
ところで、この原案ウェブノベルのタイトルは「姫神の巫女~千の華万華鏡」。
冷静冷徹な千華音の視点から眺めた、くるくると感情の変わる媛子の愛らしさを「万華鏡」ととらえているのですが。漫画を読む限りは、感情が一定しないのはむしろ千華音のほうですよね。漫画版はより第三者的というか、神の視点から俯瞰的に描かれているあたりが、小説版との違いでしょうか。千華音の表情がときに可愛いのがポイントです。それにしても、ソーマくん、ほんとエグイな…。
*漫画「絶対少女聖域アムネシアン」&ウェブノベル「姫神の巫女」、そのほか関連作レヴュー一覧*
漫画「絶対少女聖域アムネシアン」および、ウェブノベル「姫神の巫女」、そのほかの漫画などに関する記事です。
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「神無月の巫女」と「京四郎と永遠の空」に関するレビュー記事の入口です。媒体ごとにジャンル分けしています。妄言多し。