カルト的人気を誇る伝説の百合作品「神無月の巫女」!
アニメ版とは異なった最終回を迎えた原作漫画の完結は、2025年で20年め。
アフターで、アナザーで、アウェィな、姫子と千歌音のあれからを妄想した月の社編サイドストーリー。更新は不定期です。
上記の公式画像はコミックス第一巻の目次頁にあるのですが、ラストを暗示しているようで趣深い絵ですね。雪明りに包まれているはかなげな感じがとても好みなのです。
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神無月の巫女二次創作小説「誰そ彼の枢(くるるぎ)」
第二話:しばし眠りについた神機
──私たちの逢瀬を阻むものは、もはや何もない。
そう。太陽と月のあいだに割りこんでくる存在など、もはやあるわけがない。
その想いを噛んで自分の胸の奥に擦り込ませるように、千歌音はつぶやかずにはいられなかった。
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神無月の巫女二次創作小説長編シリーズ「花ざかりの社」、その第三章。月面にそびえたつ巨大な剣の柱を前に、姫子とともにオロチ封印の儀に挑む千歌音。そこで異常が発生し──…。
お読みになりたい方は◆神無月の巫女二次小説 其の一◆
(「花ざかりの社シリーズ」→「誰そ彼の枢(くるるぎ)」(目次)へ)