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【画像20241116】【炸裂する植竹ポエム】
神無月の巫女旧版DVDブックレットより。
アニメ神無月の巫女の醍醐味といえば、なんといいましてもシリーズ構成を手掛けた脚本家・植竹須美男氏の詩情あふれる名セリフ。京四郎と永遠の空もそうですが、各話の大和言葉ふうなタイトルやDVDのキャッチコピーなども、そそられる美文の数々。あの熱い解説文、映像を読み解くのが苦手な私にもわかりやすくて、今まで読んできたアニメなどのガイドブック類のなかでも、ダントツに私のお気に入りです。
ひめちかフィギュアも、新版DVD-BOXも植竹氏健筆のおまけのサイドストーリー小説がほしくて買ったぐらいです。
ウェブノベルの姫神の巫女もそうでしたが、ただの公式小説にあらず! なんと原作者の介錯先生描きおろしの挿絵つきという、ファンならばたまらない逸品!! ときどき、思い出しては読み返して、至福のひと時を味わっていたり。 介錯先生が自費出版の入稿慣れしていたせいだと思いますが、このおまけ小説、非売品なのに紙質がよくて装丁も美しい。京四郎と永遠の空の小説版もおススメです。
2023年2月に急逝されましたが、いまだに胸が痛いできごとです。彼の描いた続編もしくは外伝の小説なり、アニメなり、もしくはコミックスが観たかったものですね…(泣) 乙羽さんの外伝小説(在庫が少し前にコミケで無料頒布されたはず)は未完なので、漫画として加筆して完成版が読めないのかしらと未練がましく思ってしまいます。
【Image】画像で語る、すこぶるアガる、神無月の巫女
神無月の巫女20周年、その前に。二次創作小説の更新時お知らせ記事につけていた画像。たまにコメントをつけていましたが、いい機会なので、ちょこっと遊んで企画化してみることにしました。
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神無月の巫女二次創作小説「君の瞳に生まれたエフェメラ」
第六話:来栖川姫子の真言
千歌音ちゃんの両手を握ってひきあげるようにして。やっと、同じ目線の高さのふたりになった。
千歌音ちゃんに懇願されるようなまなざしで、仰ぎ見られるのは、なんだか甘酸っぱい感じがして。とてもくすぐったくて、そして、もったいない気がするから。
「ごめんなさいは、こちらこそ。私も姫子と同罪だから」
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神無月の巫女二次創作小説第十六弾にして、二〇周年記念の新作をお届けいたします。転生後に同棲しはじめたものの、ある一枚の写真をめぐる姫子と千歌音のさざなみを描いた短編アフターストーリー。
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([神無月の巫女二次小説 其の一]→「君の瞳に生まれたエフェメラ」(目次)