習慣というものは恐ろしいものです。
いつのまにか染みついた行動様式から、抜け出せなくなっています。イチロー選手のバットの構えや、大相撲力士の塩撒きなどもそうですが、毎日一定のあることを行わないと、その日が別ものであるかのように感じてしまいます。毎朝なんとなく訪れる場所も、いつも使い慣れている道具の触り心地もしかり。すこしでも乱されると、不安になります。これは変化に柔軟さがなくなる年ごろになると、とくにそうなのです。
2004年開設で今年15周年を迎えるgoo blogも大々的なリニューアルが継続中で。
この3月25日には第二弾の工事が終了。そして、この日にログインしたユーザーはびっくり仰天したはずです。編集画面ががらりと変わっていましたので。
おそらく、ブログをツイッターのようなSNSに近づける意図があったのかもしれません。だから、「読者」を「フォロワー」に変更したわけですね。フォロワーさんのコメント数やポチ押し数まで丸見えなので、気になる方にはちょっと辛いかもしれませんね…。
今回のリニューアルで他に気づいた点は。
・記事投稿画面からHTMLが消えている!
レヴュー記事や二次創作案内などで、過去記事からリンクをコピーすることがあるのですが、なんとHTMLが消えていました。文字そのものをコピーすれば、HTMLもくっついてくるみたいです。でも、goo blog内でしか使えないような。
・ブログ記事の行間がやけに広すぎる!
リニューアル前と後の、同じ映画レヴューで比較してみましょう。
2017年10月26日付記事と2019年3月26日付記事です。どちらもほぼ同じレヴューです。
これまでは段落ごとに一行空けていたのですが、あとの記事は間が広すぎておもしろくなっています(笑)。スマホモードで閲覧すると、行間が詰まって見えるための配慮なのかもしれません。改行しただけでも十分な間合いが得られるようなので、記事下書きの書き方を工夫する必要があるかもしれませんね。二次創作小説やレヴューのシリーズ記事の場合は、事後更新分から見え方が若干異なる可能性がありますのでご承知おきください。写真画像投稿した後の空白を入れなくていいので、そのためなんでしょうね。
・箇条書きなどが便利に!
ワードの機能を参照したのでしょうか。インデント処理ができるのは便利ですね。引用したいときに区別しやすい。見出し投稿できる機能もありますが、もともと投稿画面に直接入力することはないので、私は利用しないかもしれません。
・編集画面の記事一覧が画像付きで探しやすい!
過去記事を参照して書かれるブロガーさんも多いはずですが、これは便利です。キーワードで記事検索もできますね。以前ですと、いったん編集画面から出ないといけなかったので。
・前日分などのアクセス解析が見られる!
Gooアドバンス加入者でなければ、基本、奇数月の月末一定期間しか見られなかったのですが。現在は、昨日、一昨日、過去七日間分が見られます。私は無料版なのでわかりかねますが、有料版の方はもっと詳しいのかもしれないですね。
ほかに、有料版加入者限定でのアマゾンのアフィリエイトも可能になっています。
全般的に、スマホユーザーの増加をかんがみての使い勝手の良さを追求したと考えられますね。
拙ブログ開設当時(2006年)から数年間は、無料版でも標準装備で、メール利用、あしあと機能やアクセス解析の検索キーワードなどもありましたので、あれからずいぶんブログも機能が様変わりしたものです。改良するには管理上何らかの必要性があることでしょうから、昔に戻してほしいわけではないのですが。ヤフーブログのように閉鎖にならないだけマシでしょう。
15年も経ったら建築資材も変わって、リフォームしても別の家になってしまうのと同じなのかもしれません。
なお、上記の記事テキストの行間問題は、自分のPCおよびスマホからしか確認できていないので、ブラウザや端末の異なる訪問者さんから見たら別ものに映っているかもしれません。
とりあえず、どんなかたちでもいいので、ブログサービスはなるべく長く存続していただきたいものです。記事が多すぎて、引越しも大変ですし。画像も多く保管できるので助かっています。