陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

みかんの木、2024年冬の収穫

2025-01-31 | 家庭菜園・庭仕事・田舎通い

空き家の前庭に植えたはっさくの木。
植樹して5年ほど。3年前にお隣に温州ミカンなどの柑橘類を並べたせいか、やっと受粉してくれて、実がなるようになったのが前年。昨年はかなりの大豊作だったものの、今年はぼちぼち。



2024年12月30日、大みそかの準備のために空き家を軽く掃除がてら、このはっさくも全収穫。今年は22個と少なめ。
下に枯れ枝をおいたのは、双子の大きな実が地面に接していて腐敗をふせぐため。



テニスボール大の小さなものもあり、もうすこし放置してもよいのでは、と思われましたが。風が強く落下が心配されたのと、コマツナ畑の管理に忙しく、あまりこの樹にかまう余裕がないので、早めに。

みかんはスーパーで買ったものの余りや、身内からお裾分けにいただいたものもあって。今回のはっさくの一部は空き家に保管しておくことに。陽あたりの良い玄関において、甘いが増すといいのですが。

ほんらいはもうすこし剪定や摘果をして、それなりに実るように管理すべきなのですが。
なんとなく手が回らなくて、枝が伸び伸び放題になってしまいました。樹勢が奔放すぎてみっともないのですが(苦笑)。

苗木の植え付け時に鶏ふんを埋めたあとは、追肥もせずに放置ぎみ。草刈りした雑草や枯れ葉を根もとに敷きつめたり、夏場に生ごみをうめて有機肥料としてきたぐらいで、追肥もしていません。

あと、けっこう葉が食われていたりして。
近くにマリーゴールドは植えていたのですが、今後は虫よけ対策も検討しないといけないのかも…。

すぐ隣の温州ミカンは二個だけ実ったのですが。
味がすかすかで、甘みがまったくありませんでした。このはっさくはまだ食べていないがどうなのでしょう。昨年はけっこう甘くておいしかったのですけども。



こちらは同じ空き家の庭にあるキンカンの木。
以前は3月ぐらいまで待って十分に紅くさせないと酸味がきつすぎたのですが。今年はほどほど黄色味がかったものでも、けっこう甘みが乗っています。そのせいか、わりと鳥に狙われていたり。

以前のように網をかぶせてもいいのですが、高くなりすぎていて、すこし面倒。枝が尖っているので、けっこう痛い。多少の犠牲は覚悟しつつ、鳥よけに酢のスプレーでもしてみるかと思案中です。うすめた酢は植物の活性化にもなるようです。

柑橘類は育てやすいのでコマツナ畑の方にも植えたいなと思う反面。
乾燥ぎみで風が強くなりやすいので、手入れが厳しいかなと思ってみたり。木は大きくなりすぎると移動しづらくもなります。

年越しの前後で、あちこちから野菜や果物をわけていただくことがあり、我が家としましてはとても助かりました。
趣味ではじめたコマツナは自家用消費としてはいいけれども、ひと様にさしあげられるほどのレベルではない。長年家庭菜園をされている方からの白菜は、とんでもなく大きく、鍋の具材として大活躍。ほんとに大きくて、ひとかかえするぐらいもあったのです。ありがたい!!

都会ではキャベツが一玉1000円なんてびっくりニュースも聞きますけども。
わが地方とても野菜や果物の高騰は目を瞠るもので、なかなか手が出しにくいものですね。白菜はキャベツ代わりに生サラダにもできるので重宝しています。

食べることは、生きること。
食べものを育てるのは苦労も多いけども、やはり嬉しいことだな、と実感しています。



(2024.12.30撮影、2025.01.09記録)




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