左耳の突発性難聴で来院
耳鼻科で突発性難聴と診断された。左の耳の聴力が極端に低下して、何か膜が覆っているような感じ(気圧により塞がっているような感じがするとのこと)
耳鼻科でステロイドを処方され一週間服用した。耳鼻科で聴力の検査をしたが改善されず。
もうしばらくステロイドを服用して下さいとのこと。
当院で鍼灸治療を行った。僕は問診と触診にて、腎虚三焦経熱で少陽胆経にも熱が波及していると診て、経絡理論と触診で経穴を選択して鍼をした。
僕が鍼をして僕の手に響き(患者に確認しなくても僕の手で瞬時にわかる)があったので、鍼は必ず効いていることを伝えました。
鍼をして3日後に、耳のところがスッと何かが抜けたように軽くなり、音が聞こえるようになった。
耳鼻科で聴力検査をしたところ、見事に改善した。医師からステロイドの処方は止めましょうと言われたとのこと。
突発性難聴、難聴の改善は早く治療することが大切です。慢性化すると症状が固定して、進行することがあります。
難聴と耳鳴りめまいはセットのように症状が出ます。
僕はもし現代医学的にアプローチするならば、ステロイドではなく抗ウイルス薬(アシクロビル:ヘルペス)が良いのではないかと思いますが、この処方をする医師はほとんどいません。
脳神経である顔面神経の隣に聴神経があるので、ヘルペスウイルスのよる障害の可能性は捨てきれなと思います。
尚、これは証明はされていません。
ただし、臨床上は有効だという例は多数あります。
まあ、僕は鍼灸師なので、鍼灸経絡理論、東洋医学的アプローチが専門ですが。
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