天野氏の著作600ページを超える大作である「フリーメイソン最上層部により隠されてきた民主主義の真の原理 図解で解明する、その光と闇の全容」(ぜひAmazonなどで検索して下さい)
天野統康著
の著者本人による解説と質疑応答。
書籍は僕にとってとても難解で10日ほど前に書籍を取り寄せ、講義の前に読み終わろうと思っていたのだが、第7章522ページまでしか読めなかった。
難解であったが、この本は今まで誰も指摘したことが無い本質的なことを述べている貴重な本であることは即座に理解できた。
隠されてきた民主主義の目的について述べる前に、民主主義とは何か、善と悪、正義と不正義、合法違法、道徳と倫理、真理について言葉による哲学的定義と図形を使用した図形哲学を基に、どう定義するかが第5章まで記載されている。
ここがかなり思考を要する。普段あまり深く考えていない曖昧なことをきちんと定義して行く。この部分だけでも読む価値が高い。
そして第6章からこの民主主義に目的があるということを無意識化して大衆をどうマインドコントロールしてきたがが明かされていく。
第5章まで読むのに本当に骨が折れるが、この前段は本当に必要な知識だと思う。
民主主義には目的があることが意識化されていないことにより、→内容の定まらない真理と形骸化し、自由、平等、友愛の概念が分裂し破綻して行く。
そしてその民主主義の目的で有る”個人の尊厳(幸福の追求)”が見えなくなる。
そこにマインドコントロールが弁証法によりあたかも民主主義の様に入り込み、無意識化されたところと違うところで、民主的偽装をかりて大衆が先導されていくことが明らかにされていく。
この講義の中で、主催者の鶴田氏が述べていたが、この無意識化は、民主主義や資本主義に限らず、世間一般的にあらゆる面で行われている。
科学もしかり、医療もしかり、本質的な根本的な問題は常に置き去りにして物事は進行する。
これは面白いことに地域の公民館レベルでも同じだ。
最初のスタート地点が無意識化されているために、違うところで物事が決まり進んでいく。そうやって常に世界は混乱して問題だらけになる。
しかし、この無意識化については僕は違う側面もあると感じている。
つまり、大衆やいわゆるエリート(支配者層では無い巷のエリートと呼ばれる学者や政治家など)は、うすうす気づいていても、本質的、根本的問題は無視する側面がある。
これもマインドコントロールであると言えばそうなのかもしれないが、人々は分裂混乱、問題を望んでいるように見える。
今回の新型の風邪もそうだが、調べれば何が問題かすぐにわかるのに、みんな知らない振りをして悲劇を楽しんでいる(楽しんでいると言いたくないがそうとしか思えない側面がある)のを観ると、人々は混乱や問題が好きだとしか思えない。
要するに人々は本当に戦争の無い平和な世界を望んでいるのか?ということに疑問を持たずにいられない状況が垣間見れる。
新型の風邪でいうと、そもそもその風邪のウイルスは存在するのか?という本質的な問題を言葉として発した瞬間に、周囲にいる人々はまるでロボットのように思考が停止するか、変なことを言う人だと言う風に決まった反応をする。
これはまさにエンターキーを押したら動いたという機械的反応でありそこに思考は存在しない。
天野氏の解説が素晴らしく、わずかながらも理解することが出来たことは嬉しい。
質疑応答で多くの人がフリーメーソンや今後の日本や世界がどうなっていくのかなどという詳細な、あるいは現実的な質問が多くみられたが、僕個人としては、思考を広げる話となったのでとても楽しく嬉しい講義でした。
今後の世界がどうなっていくかについては、僕個人としても考えていることがあり、それはこのFacebook上や僕のブログ等であるいは僕の治療院で話をしていくことになると思います。
フリーメーソンとイルミナティについても、それが悪なのか善なのかという一般的な見方について、
僕は違う視点で観察しているのです。
次回も楽しみにしています。
Thinker-family-healthのメンバーでは、かなり本質的な問題を扱っているので、僕は強力にお勧めしています。
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