郊外の丘に住んで

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手話で表す夏の思い出

2024-09-16 21:32:00 | 日記
午前中活動団体の例会に出席し、午後は中途失聴の会の手話講座に出席した。この講座は私たち健聴者の団体のメンバーも参加させてもらえる。話題を取り上げたり教材を工夫して教えてくれるし、みなさんも温かく接してくださるので楽しく学ばせてもらっている。

授業の最初は、ひとりずつ前に出て「この夏の思い出」を手話で表すことだった。
「暑かったので犬が心配でクーラーをつけっぱなしにして室温に気を配った」という人もいれば「クーラーが壊れてそのまま暑さに耐えた」という人もいて、猛暑にまつわる発表が多かった。

私もクーラーの部屋にこもりっぱなしだった。時々その部屋を出て家の中の片付けをやり、夫の小学校低学年の通信簿をみつけたことをたどたどしく手話で表した。真面目な教師だった義母があるとき郵送してきたものだった。
しかしそれで終わったのではつまらない。最後に「成績表は夫が隠していたもの」と事実と違えて表し「成績は悪かった」と締めくくった。
どっと笑いが起こった。


うけたことに満足して帰りの坂道の足取りは軽かった。

話を面白くしようと、最後にオチをオーバーに演出するクセがなかなかなおらない。