ロシア女性活動家、脅迫受けた後に殺害される 反体制運動に参加
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ロシア・サンクトペテルブルクで行われたゲイ・プライド集会(2017年8月12日撮影、資料写真)。(c)Olga MALTSEVA / AFP
【7月23日 AFP】ロシア北西部にある同国第二の都市サンクトペテルブルク(St. Petersburg)で、著名な女性活動家が複数か所を刺された上、殺害されているのが見つかった。女性はLGBT(性的少数者)の人権擁護活動や反体制運動をめぐって脅迫を受けていたという。活動団体が22日、明らかにした。
捜査当局は、「サンクトペテルブルク南部で21日、複数の刺し傷がある女性(41)の遺体が発見された」と明かしたものの、被害者の身元は公表していない。
地元ニュースサイトのフォンタンカ(Fontanka)は、グリゴリエワさんは背中と顔に刺し傷があり、死因は首を絞められたことによる窒息とみられ、容疑者1人が逮捕されたと報じている。(c)AFP
日本人女性解放軍兵士、加藤昭江さん死去 日中友好に尽力
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日本人女性解放軍兵士、加藤昭江さん(撮影日不明、資料写真)。(c)CNS
【7月23日 CNS】中国人民解放軍(People's Liberation Army)の日本人女性兵士だった加藤昭江さんが6月12日、日本の自宅で死去した。91歳だった。新中国が誕生していく過程を見届け、日中友好活動にも長年、身をささげてきた。加藤さんを偲(しの)ぶ会が17日に東京で行われ、在日本中国大使館や中国国際友好連絡会などが「加藤さんは傑出した日本人解放軍兵士だった」と弔電を送った。
解放軍の前身となる八路軍(Eighth Route Army)や新四軍に加わった日本兵らでつくる「日本八路軍・新四軍老戦士会」の小林陽吉事務局長が明らかした。
「加藤さんは当時、ある兵士から東北民主連軍を紹介する1冊の本をもらった。その中に革命の必要性などが書かれていた。加藤さんはあまり中国語ができなかったが、辞書を使いながら少しずつ本を読んだ」。小林さんによると、加藤さんは入隊後、中国人の同志と一緒に、日本軍敗戦後の遼東軍区管内で関東軍陸軍病院、満鉄病院、赤十字病院の接収などに従事し、その後の国共内戦では三大戦役のうち遼瀋戦役と平津戦役に参加した。
加藤さんは解放軍と一緒に中国東北部から南西部の南寧まで徒歩で南下し、各地が解放されていく現場を目撃していった。
加藤さんの夫、肇さんは日本人の新四軍戦士だった。2人の間には2人の娘がおり、長女の名前「延子」は、延安の解放を記念してつけた。次女は「頌子」で、「ほめたたえる」意味の「頌」に、新中国の成立をたたえる意味を込めたという。
加藤さんはその後、中国人民大学(Renmin University of China)で学び、1958年に卒業後、日本に帰国して日中友好の促進に力を入れた。中国の発展に高い関心を持ち、「共和資財株式会社」を創立。日本と国交が結ばれていない当時から、中国との貿易、文化、医療、教育交流などを促進した。戦後の日本を代表する企業家・松下幸之助氏の中国訪問をあっせんし、北京の中日友好病院の建設にも貢献した。中日友好病院の機材などの多くは加藤さんが輸入したという。
夫の肇さんは1991年に死去している。加藤さんは2015年に中国政府の招待を受け、「中国人民抗日戦争、反ファシズム戦争勝利70周年」の記念大会に参加した。昨年9月には山西省(Shanxi)に赴き、山西省晋中地域での看護師学校設立について中国側と協議していた。
「彼女は中国人民の古い友人であり、私たちの大先輩だ。彼女の貢献は永遠に歴史に刻まれるべきだ」と小林さん。現在存命の日本人元解放軍兵士は約10人いるという。(c)CNS-北京青年報/JCM/AFPBB News
メイウェザー氏が中国連盟の「特別アドバイザー」に、東京五輪へ向け
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中国ボクシング連盟の特別アドバイザーに就任したフロイド・メイウェザー・ジュニア氏(2017年11月30日撮影)。(c)AFP
【7月23日 AFP】中国ボクシング連盟(CBF)は、来年行われる東京五輪でのメダル獲得数の増加を目指し、「特別アドバイザー」として元世界王者のフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)氏を招聘(しょうへい)したと発表した。
【編集部おすすめ】メイウェザー氏がパンダを「養子縁組」、自身のブランドにちなんで命名
CBFは、メイウェザー氏が「東京五輪で素晴らしい成績を収めるという中国ボクシング界のプロジェクトを支援するため、自身の影響力や人脈を惜しみなく使う」ことを約束したと明かした。
顔に墨を塗り合い祝福 「花臉節」開催 雲南省丘北県
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中国雲南省丘北県の「花臉節」で、顔に黒い顔料を塗り合う参加者(2019年7月18日撮影)。(c)Xinhua News
【7月23日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)丘北県(Qiubei)の椒蓮広場で18日、数千人が集まり、互いに「花臉」を塗り合う行事「花臉節」があった。
ソウルの日本大使館近くで抗議デモ、安倍首相の顔写真切る参加者も
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【7月23日 AFP】韓国・ソウルの在韓日本大使館近くで23日、日本政府による輸出管理強化措置への抗議デモが行われた。デモでは安倍晋三(Shinzo Abe)首相の顔が描かれた印刷物を切る参加者の姿も見られた。(c)AFP
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
「土用のウナギ予約を」環境省公式ツイート、炎上し削除した。
「土用のウナギはご予約を」。今月27日の土用の丑(うし)の日を前に、環境省の公式ツイッター(@Kankyo_Jpn)が22日夜、うな重の画像とともにこんなつぶやきをアップしたところ「炎上」、ツイートを削除する事態になった。
問題のつぶやきは、「食品ロスにならないように大事にいただきましょう。食べる方はできるだけ予約して、季節の行事を楽しみましょう!」と呼びかける内容。同省の食品ロスに関するサイトへのリンクも張られていた。しかし、ニホンウナギは環境省がレッドリスト2019で「近い将来における野生での絶滅の危険性が高い」として絶滅危惧1B類に指定している。
つぶやきは「ウナギ」が天然か養殖かや、ウナギの詳しい種類についての記述はなかったが、ネットにアップ直後から「ウナギの破棄問題はわかるけど、この時代にわざわざ食べることを推奨しますか?」などと批判が相次いだ。
環境省はアップして数時間後の22日夜、このつぶやきを削除したが、理由説明などがなかったため、今度はその対応に批判が出て、複数のユーザーが保存していたツイート画像を投稿。23日午前時点でも拡散は収まっていない。
環境省は今年2月、恵方巻きの廃棄問題に関連し、食品ロスを減らすため「恵方巻きは予約して食べきりましょう」とつぶやいており、今回も同様の趣旨で啓発しようとした。この日の会見で、原田義昭環境相は「いろんな機会に(食品ロスを)なくそうと訴える立場にあります。別にウナギを積極的に食べようということではなかったようであります」と説明。事務方は「真意が伝わっていないと判断して削除しました。誤解を与えたという意味で申し訳ないと思っております」と謝罪した。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*環境省もお節介をするもので、食することは個人の自由であって、好きな食を選ぶのはかってでしょう!