「戦国七雄」に次ぐ8番目の勢力「中山国」、特別展が成都市で開催
金沙遺跡博物館の展示ホール(2019年7月25日撮影)。(c)Xinhua News
【7月29日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)の金沙遺跡博物館で25日、「発見・中山国」展が開幕した。戦国時代(紀元前475年~同221年)に「戦国七雄」と呼ばれた大国に次ぐ8番目の勢力とされつつも神秘のベールに包まれていた中山国の姿が明らかになる。
前漢時代(紀元前202年~8年)に編さんされた史書「戦国策」は、諸侯国の規模を表すのに戦車の数を用いており、その中で中山国は、戦国七雄の「万乗の国」に次ぐ「千乗の国」の一つとされていた。中山国はまとまった史籍の記載がなく、人々に知られることも少なかったため、神秘の王国と呼ばれていたが、河北省石家荘市平山県の中山王陵や霊寿古城などの発見と発掘により、その全貌も明らかになってきた。
アマゾン先住民の指導者が他殺、採掘業者が集落を占領 ブラジル
ブラジル・アマパ州の先住民保護区を歩くワイアピの人々(2017年10月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/Apu Gomes【7月29日 AFP】ブラジル北部アマパ(Amapa)州のアマゾン川(Amazon River)奥地で先週、先住民ワイアピ(Waiapi)の指導者が殺害される事件が起きた。その数日後に、武装した採掘業者が先住民保護区の集落を占領する事件があり、警察官らが28日、この集落に配備された。当局とワイアピの首長らが明らかにした。
アマパ検察当局の発表によると、ワイアピの指導者1人が22日に殺害され、翌日に遺体が川で発見された。
この議会によると、26日には殺害現場近くの集落で、住民が「武装した非先住民」の集団に追われ、集落が占領されたという。地元メディアは集団について、アマゾンで活動する武装した採掘業者を指す「ガリンペイロ(garimpeiro)」という言葉を使い、その数は50人ほどだったと伝えた。
検察当局によると、27日に一連の事件が報じられたのを受け、連邦警察官と憲兵隊の特殊部隊が派遣された。翌28日に州都マカパ(Macapa)から約300キロメートル離れたこの集落に到着したという。
ブラジルの先住民は近年、企業優先の政策を推し進めるジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領政権下で、採掘業者を始め、農場経営者や伐採業者の強まる圧力にさらされている。ボルソナロ大統領は27日にも、アマゾンの熱帯雨林に眠る「途方もない量の鉱石」を活用するための支援を「第一世界」の先進諸国に呼びかけていた。(c)AFP/Allison JACKSON
中国大手旅行サイト「馬蜂窩」、日本で初の戦略発表会開催
戦略発表会で行われた鏡開き(2019年7月26日撮影)。(c)Xinhua News
【7月29日 Xinhua News】中国最大級の旅行サイト馬蜂窩(Mafengwo)は26日、東京で日本向けマーケティング戦略発表会を開いた。
同社の于卓(Yu Zhuo)高級副総裁はあいさつで、「馬蜂窩が人工知能(AI)を利用して10年間蓄積したビッグデータを活用し、日本の旅行関連企業と中国消費者の間に懸け橋をつくりたいと表明。企業がより良いビジネスを展開でき、消費者がより便利な旅行プランを作成できるプラットフォームを提供し、日本におけるマーケティング戦略を構築していきたい」と述べた。
同社の劉婷婷(Liu Tingting)営業総監は、中国の個人観光客にとって日本は特別な目的地だと指摘。馬蜂窩が日本市場の特徴に合わせ、日本向けのマーケティング戦略を積極的に取り入れていく考えを示した。
発表会では、馬蜂窩と日本での独占代理店であるインタセクト・コミュニケーションズの協定調印式も行われた。
馬蜂窩は、特に中国の個人旅行者に人気の高い旅行口コミサイトで、2006年に旅行情報共有コミュニティーとして誕生し、2010年に会社化して本格的にサイト運営を開始。2015年にはホテル予約などの電子商取引(EC)サービスを始め、今年5月には騰訊(テンセント)から2億5000万ドル(1ドル=約109円)の新規融資を獲得した。(c)Xinhua News/AFPBB News
22歳モリカワ、プロ6戦目でツアー初勝利 バラクーダ選手権
男子ゴルフ米国ツアー、バラクーダ選手権最終日。トロフィーを手に優勝を喜ぶコリン・モリカワ(2019年7月28日撮影)。(c)Christian Petersen/Getty Images/AFP
【7月29日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、バラクーダ選手権(2019 Barracuda Championship)は28日、ネバダ州リノ(Reno)のモントルーG&CC(Montreaux G&CC)で最終日が行われ、上がり3ホールで3連続バーディーを奪ったコリン・モリカワ(Colin Morikawa、米国)が逆転で初優勝。プロ転向後わずか6戦目で勝利をつかんだ。
米ツアーで唯一、ポイントを加算する「モディファイド・ステーブルフォード」方式で順位を争う大会で、5月にカリフォルニア大学(University of California)を卒業した22歳のモリカワは、通算47ポイントを獲得し、同じ米国のトロイ・メリット(Troy Merritt)に3ポイント差をつけて優勝を飾った。
モリカワは「ついに優勝できて格別だ」「扉が開いているのは感じていた。この1か月ほどはドアをノックしていたし、良いプレーができていたからね。とにかく自分を信じて、良いショットを打ち、最後までやり遂げることができた」とコメントした。
「モディファイド・ステーブルフォード」方式は、アルバトロスに8点、イーグルに5点、バーディーに2点、パーに0点、ボギーにマイナス1点、ダブルボギー以下にマイナス3点が割り振られる珍しい方式となる。
その中でモリカワは、最後の5ホールで4バーディーを奪うなど、最終日を7バーディー、ノーボギーでまわり、14ポイントを積み上げた。敗れたメリットも、自身ツアー3勝目には届かなかったものの、今季自己最高となる2位でフィニッシュした。(c)AFP
空を埋め尽くすバッタの大群 イエメン首都
【7月29日 AFP】イエメンの首都サヌアに28日、サバクトビバッタの大群が襲来した。(c)AFP
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
保育士の暴力を幼児園側が隠蔽か 横浜バディスポーツでで暴力行為。
この施設は「横浜バディスポーツ幼児園 長津田校」。園によると、男性保育士は担任を務める3~4歳児クラスの男児に暴力を振るったといい、確認できた被害は6月下旬からの約3週間に9人・計11回に及んでいた。授業中に数字を正しく書けない3歳児のほおを平手で4回ほどたたいたほか、別の男児をいすから乱暴に立たせたり、昼食を約3時間食べさせ続けたりしていた。
25日にあった保護者説明会での施設側の説明などによると、5月末にこのクラスの保護者から「子どもが『ともだちが先生にたたかれている』と怖がっている」と施設に連絡があった。そこで副園長が聞き取りをしたが、保育士は暴力を否定。教室内の防犯カメラの映像はひと月分ほど残っているが、副園長は1日分しか見ずに、保護者に「暴力を振るっている事実はない」と答えたという。
その後、今月11日になって別の保護者が「子どもが授業中にたたかれたと言っている」と施設に連絡。この時はすぐに映像で暴力を確認できたが、副園長は問題になるのを恐れて「たたいていない」と一度は否定。だが、他の保護者からも追及されて映像を見せざるを得なくなり、9人への暴力が発覚した。
菊池剛園長(51)が一連の事態の報告を受けたのは、副園長が初めて保護者に暴力を認めた16日だったという。菊池園長は26日に取材に応じ、「5月の時点で暴力に気づけず申し訳ない。第三者委員会を立ち上げるなどして、8月末までに再発防止策を示したい」と話した。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*保育園や幼稚園での保育士の暴力は,園側で率先して早い対応が望まれるのに,園長が評判を悪くするので内々で済ますケースもあるし、絶対に許すことが出来ません。