インドの漁港にジンベエザメの死骸漂着、クレーンで引きあげ

インド東部チェンナイのカシメドゥ漁港で、流れ着いたジンベエザメの死骸の隣に立つ住民(2019年7月27日撮影)。(c)ARUN SANKAR / AFP
【7月28日 AFP】インド東部チェンナイ(Chennai)のカシメドゥ(Kasimedu)漁港で27日、ジンベエザメの死骸が流れ着いているのが発見された。死骸はクレーンで陸に引きあげられた。(c)AFP
中国南西部で地滑り、36人死亡 5日後も不明者の捜索続く

中国南西部・貴州省水城県で発生した、土砂崩れの現場。ImagineChina提供(2019年7月25日撮影)。(c)BJNews / Imaginechina
【7月28日 AFP】中国南西部・貴州(Guizhou)省水城(Shuicheng)県の村で23日に地滑りが発生し、中国中央テレビ(CCTV)によれば、28日現在で36人が死亡、15人が行方不明になっている。
地滑りでは住宅22棟が厚い土砂に埋まり、中国共産党の機関紙「人民日報(People's Daily)」は、現在も救出活動が続いていると報じた。
CCTVは、掘削機で土砂を掘り起こし、救助隊員たちが巨大な土砂に埋まった不明者を捜索する様子を放映した。
国営新華社(Xinhua)通信は27日夜、地元の緊急救援対策本部の話として、現場でこれまでに40人が救助されたと報じた。地元の学校に緊急医療・救助センターが設置され、救助隊と専門家らが多数集結して、現在も不明者の捜索を続けているという。(c)AFP
歩行者の信号無視を顔認証で検知、信用記録に反映 南京

安徽省の交通監視システムのディスプレイ(2018年8月30日撮影、資料写真)。(c)CNS/王彪
【7月28日 CNS】中国・江蘇省(Jiangsu)南京市(Nanjing)の交通警察は、軽車両と歩行者の交通違反を対象とする自動監視システムの運用を一部の交差点で開始したと微博(ウェイボー、Weibo)で発表した。信号無視などの違反行為を発見すると、交通警察は違反者に対して携帯電話にメールで通知を行い、交通安全教育を受けさせるとしている。
南京市公安局の公式ウェブサイトによると、道路横断や信号無視などの違法行為が自動検知されると、顔認識システムを通して運転者データベースや住民情報データベースと自動照合し、違反者の身分情報を取得。約5秒で違反大型ディスプレー上に映し出すことができるという■マスクやサングラスをしても顔認証で識別可能
交通警察が違反者に配信するメールには、違反者の氏名、違反日時、場所、違反行為が示され、2日以内に指定された交通違反現場教育体験場で処罰を受けるよう指示されるという。
交通警察によると、違反者がヘルメットを被り、マスクなどを着けていた場合でもシステムは「識別可能」で、保存されている現場画像により、仮に顔の半分が隠されていたとしても正確に識別できる。
■信号無視5回以上は個人信用記録に反映
違反者は30日以内に処罰を受けないでいると、違反地点の管轄警察から「道路交通違反処理通知書」が送達され、法的責任が追及されることになる。
この他、南京市公安局の公式ウェブサイトによると、軽車両の運転者あるいは歩行者を問わず、信号無視などの違法行為が1年以内に5回以上あると「信用のない行為」と判定され、個人信用記録に反映するとしている。(c)CNS-北京青年報/JCM/AFPBB News
ジョンソン新英首相、EU離脱は「とてつもない経済好機」

英マンチェスター市内の科学産業博物館で演説するボリス・ジョンソン英首相(2019年7月27日撮影)。(c)Rui Vieira / various sources / AFP
【7月28日 AFP】ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)英首相は27日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)について、テリーザ・メイ(Theresa May)前首相の下では「有害な天気事象」として扱われていたが英国にとって「とてつもなく大きな経済好機だ」と主張した。
ジョンソン氏は中部マンチェスターで行った演説で、「英国民がEU離脱の是非を問う国民投票で反対票を投じた相手はEUだけではない。英国政府にも反対を突き付けたのだ」と述べ、離脱派が勝利した地域に新たな投資を行うと明言。EU離脱後に向けて貿易協定交渉を推し進め、自由貿易港を設置して景気浮揚を図ると確約した。
またジョンソン氏は、EU離脱について「英議会が主権をEUから取り戻すだけではない。われわれの都市や州や町の自治が強化されるということだ」と述べ、「EU離脱は、とてつもなく大きな経済好機だ。英国はこれまで何十年も(EUに)許可されなかったことを実行できるようになる」と強調した。(c)AFP/James PHEBY
合意なきEU離脱はアイルランド島統一につながる、アイルランド首相が見解

アイルランドのレオ・バラッカー首相(2019年6月20日撮影、資料写真)。(c)JULIEN WARNAND / POOL / AFP
【7月28日 AFP】アイルランドのレオ・バラッカー(Leo Varadkar)首相は26日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)について、英国が合意なき離脱に踏み切れば、北アイルランドでは英領に残ることを疑問視する住民が増え、ひいてはアイルランド島の統一につながる可能性があるとの見解を示した。
バラッカー氏の発言に先立ち、ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)新英首相は、テリーザ・メイ(Theresa May)前首相とEUの間で合意していた離脱協定案は受け入れられないと宣言し、合意なき離脱を政権の「最優先課題」として準備に着手した。
日刊紙アイリッシュ・インディペンデント(Irish Independent)など各メディアが報じたところによると、バラッカー氏はアイルランド北部ドニゴール(Donegal)州のサマースクールで、英国が合意なき離脱に突き進めば北アイルランドの住民たちはイングランド、スコットランド、ウェールズと共に連合王国(英国)の一員であることに疑問を持つようになるとの見解を示し、「北アイルランドで穏健派ナショナリストや穏健派カトリックを自認し、おおむね現状に満足していた住民たちの関心はアイルランドとの統一に向かうだろう」と述べた。
バラッカー氏は離脱協定が成立するためにはバックストップ条項が必要との考えだが、10月31日の期限までのEU離脱に威信をかけるジョンソン氏はバックストップ条項の破棄を公言。EUが新たな交渉を拒絶すれば、英国は合意なき離脱に踏み切ることになる。(c)AFP
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
神奈川)原爆映画「ひろしま」 30日に相模原で上映会を開催。
広島の原爆投下直後の惨状を描いた映画「ひろしま」(1953年制作、関川秀雄監督)の上映会が30日、相模原市南区の相模女子大学グリーンホールで開かれる。主催する「ひろしま」上映実行委員会が、昨年市内の倉庫で見つけた16ミリフィルムで上映する。
映画は45年8月6日の原爆投下直後の惨状や被爆者の苦しみを描く。公開当時は一部でしか上映されず、「幻の映画」と言われた。
当日は、広島・長崎の被爆者を撮影した米国の映像フィルムを市民の寄付金で買い取る「10フィート運動」で制作した映画「にんげんをかえせ」(82年、橘祐典監督)も上映する。
上映は午後2時、6時半の2回。定員は各回280人。料金は高校生以上500円、中学生以下無料。事前申し込みが必要で、申し込みや問い合わせは実行委(070・4801・7380)へ。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*興味のある方はぜい申込んで鑑賞してください。原爆の無残さが心を痛めます。