「結崎観世会」の「Kさん」
当町は「能楽観世流発祥の地」である。
( 2008/03/29 天がにわかに曇り、「面とねぎ」が降ってきた )
毎年1月3日に糸井神社で新春奉納が執り行われる。
能楽師 山本章弘さんらの「神歌」
「結崎観世会」による「独吟」「仕舞」
が奉納される。
「結崎観世会」は能楽の普及・伝承のため、昭和47年9月に発足。
日々稽古に励まれ、活動されている。「観世会」という名称はアマチュアの
団体では名乗ることを認められないが、「発祥の地」ということで第二十四世
宗家の観世左近師から特別に許可を受けて「観世会」と名づけられた。
上の「Kさん」は普及のために使うなら、写真の加工なしでいいと
許可を下さった。
せっかく許可をいただいたので、昨年の方がいい写真と思うので
最後に追加しました。
大阪・山本能楽堂代表理事の山本章弘さんらが到着。
本殿に上がられる。
つぎに「結崎観世会」の皆様。
そして町関係者。
最後に私ら一般の者も上がらせてもらった。
それぞれが清めて上がる。
神主さんの挨拶と詔、お祓い。
能楽師の玉串の奉納。
お神酒を飲まれ、
「神歌」の奉納。
次に「結崎観世会」の玉串の奉納。
町長、町関係者の玉串の奉納。
このあと「結崎観世会」の方々が一人ずつ「独吟」または「仕舞」を奉納
される。
「Tさん」の独吟 「葛城」。
「Yさん」の独吟、「紅葉狩」。
「Kさん」の仕舞、「高砂」。
「Dさん」の仕舞、「田村」。
「Nさん」の仕舞、「猩猩(しょうじょう)」。
奉納のあと、
面塚へ向かう。
玉串を奉納された。
昨年の「Kさん」の仕舞。
凛々しく、情熱が伝わってくる。
晴