先日、高齢者教室で講演があった。
( 2019/02/07 今朝は濃霧 バタバタと )
演題: 栄養指導 講師: 松本明里 さん
演題: ロコモ予防指導 講師: 大西拓也 さん
(yosshyの講演聴講メモ)
カタカナの専門用語が多く出てくるので、用語の説明から。
骨、関節、筋肉の部位に支障をきたして運動障害がひき起こされる
状態を「ロコモティブシンドローム」という。
ロコモティブシンドロームのなかでも、とくに筋肉の減少を
「サルコペニア」という。
「フレイル」とは、健常な状態と要介護状態の中間の状態。
多くの高齢者は健常な状態から、筋力が衰える「サルコペニア」という
状態を経て、さらに生活機能が全般に衰える「フレイル」となり、
要介護状態に至る。
言葉の意味はともかく、下表のように悪循環が始まる。
フレイルの悪循環
今回の講演は「筋肉量の減少」を出発点として、「健康で長生き」するために
松本明里 さんは「食事の摂り方」、大西拓也 さんは「筋肉トレーニング」
の説明をして下さった。
Ⅰ.松本明里 さんの「食事の摂り方」
松本明里 さん
(1)1日の食事量
1日の食事量
(A) ごはん ーー 茶碗1膳(握りこぶし1つ分) を3回
(B) 野菜 ーー 火を通した野菜を片手に山盛り または
生の野菜を両手に山盛り を3回
(C)たんぱく質ーー 両手に一杯
(2)おかずの種類
「さ・あ・に・ぎ・や・か・に・い・た・だ・く」から7種以上食べる。
さ 魚
あ 油
に 肉
ぎ 牛乳
や 野菜
か 海藻
(に)
い 芋
た 卵
だ 大豆
く 果物
(3)間食
3時頃に少しだけ。量は
・ バナナ ならば 1本
・ りんご ならば 半分
・ みかん ならば 2~3個
・ キウイ ならば 1個半
・ 桃 ならば 1個
200Kcalの目安
・ ポテトチップス 半袋
・ アイスクリーム 小1個
・ 板チョコレート 半枚
・ せんべい 2~3枚
・ どら焼き 1個
・ ショートケーキ 半分
どうも私は主食・おかず・間食とも食べ過ぎているようだ。
前回の講演会( 2018/12/26 健康長寿の秘訣 ―― 講演会より )では
① 社会とのかかわりがあって ② 毎日よく動き ③ 肉料理を食べる
これだけで健康の維持、認知症予防になることが分かった。
と説明があったが、上の表を見れば一目瞭然。食事はバランスが大切だが
高齢になると肉料理が不足するので肉を多く食べるとあった。
Ⅱ.大西拓也 さんの「筋肉トレーニング」
大西拓也 さん
簡単にできる筋力トレーニング、バランストレーニングをした。
晴 曇
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます