スピードを出しすぎたり、ペース配分がわからないため、最初にとばしてしまい途中で走れなくなって、マラソンはしんどいなというイメージを持つ子どもは多いのではないかなと思います。どうしても友達に抜かされたくない気持ちからペースがつかめなかったり、大きく遅れてしまったことに対してやる気をなくしてしまったりと理由はそれぞれですが苦手になってしまう子がいるので、まずは速いスピードで最後まで走り切るを目指すのではなく、そういった子を指導+フォローしながら、決められた時間または周を歩かず止まらず走り切ることが大切です。そしてそれぞれに頑張ったポイントがあると思うので、それに気づき、言葉にして伝えることで、マラソンは苦手だなというイメージからここはできたんだ、まずはこれでいいんだという気持ちに切り替えてあげます。例えば苦しいけど最後まで頑張った子がいたり、とにかく一番になりたくて頑張った子がいたり、最後で一人になって嫌だけど頑張った子がいたり、先生が言ったとおりにまずはゆっくりのペースで走りきったりとマラソンをしている中で褒めるポイントはたくさん出てくると思うのでそこに気づくことが最初の一歩となります。そして走っている時の声かえも大切で子どもが頑張れる声かけや楽しみながら走れるように冗談を言ったりなど「マラソンは苦しい」というイメージを最初はとっていき、次第にもっと早く走りたいという気持ちを作っていけると自然と体力もつきペースも上がってきます。
このような形でよつば体育教室では少しずつマラソンの指導をしていこうと思います。