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頭の整理:俳優メソッド

環境と自由に創作できる時間と、そして発話するタイミング。

まあ、無理やりか。


とにかく、演技するためには、・・・全くまっさらの状態じゃないといけないわけで、これを仮に「ニュートラル」という状態に例えます。

そこからどんなふうにでも変化できる状態、ということです。


ただし、誰でもそんな状態になれるかっていうともちろんそうではなく・・・、長年染みついた癖とか、動き方などがあるはずで。


そういうのを解きほぐして、元の状態に素早くして、そこからサラッと動いていけるようにしていくメソッドを、パース(西オーストラリア州の主要都市)でWhat研究会と作ろうとしています。


今回、長年の盟友、氏田敦さんに助成金の推薦文も書いてもらったんですが、彼も「ベラスケスやフェルメールの絵画構成を舞台構築や俳優の身体的造形に組み込むことを目指し手数の多い動作を科す。俳優にとっては外形に引きずられがちになるが、それは俳優自身が気づかずにいる自身の肉体の在り様に目を向けさせる。」と書いてくれていますが、私の演出はとにかく動作の指示が多い。

じゃあ結局、結論としてはその動作をさらっと完璧にやってくれる人が俳優としてほしい、ということになります。


What研究会会長の先生は、鍼灸、按摩マッサージをはじめ、少林寺拳法整体医法、上部頸椎療法、MRTなど15以上の資格を有する方で、身体の専門家です。

松浦演出につきものの前述の手数の多い動作をするための身体にしていくメソッドを共同開発していただこうと思っています。


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