少し前に連続して書いていた、身体の軸の運動がありました。
あれをしてから、そして脱力レッスンも体験してもらった上で、やっていきます。
これは先週書いたとおり、想像力を用います。
これは二人でやるのですが、一人がわかめで、一人が波の役をします。
わかめはまず自分一人で、まっすぐ立ちます。そうして眼を閉じます。(このとき、海っぽい音楽を流したり流さなかったり、照明は暗い方がよいですかね。)
海の底に生えているわかめです。ずーっと上の方に太陽が見えます。海中なので柔らかい波を感じてもらいます。そして、それに身を委ねてもらいます。
これがでも実はとーっても気持ちいいのです。
要は立っていながらリラックスするには、どうすればよいのか、ということです。そして、その命題はいかに舞台上で立つか、ということにつながります。
若芽が自然に揺れだしたら、波の出番です。波はやさしく優しくわかめに触れます。つまり触れたところにかかっている力に応じてわかめは揺れていく、ということになります。
これは本当に波がうまくなければなりません。わかめの自然な動きを損なうことなく、二人で気持ち良い波を作り出していくのです。
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