思っていた以上に書いてるわかめ体操ですが、やった人は分ると思うのですが、呼吸を合わせる練習でもあります。
また、自分の身体の欲するリズムや呼吸を探る、ということでもあります。
ストーリーとしては、大きい船が洋上を進んで行ったり、鯖の大群やマグロの大群、イルカの大群がそばを通ります。
そして、だんだん波が強くなって行きます。にわかに上の方の明かりが消えていき、台風が現れます。
台風の目があり、また周囲は凪いでいきます。
つまり、このストーリーをわかめ役の人と、波役の人である種のお芝居としても進めていくのです。
これは基本的には何か演じようとするのではなくて、本当に波を感じなければなりませんし、波の人はひたすらわかめに合わせなければなりません。
受ける芝居、合わせる芝居が苦手な人はてきめんにこれは難しいようです。
演劇の面白さは、相手に身をゆだねていくことなので、それを体感することができるワークでもあります。
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