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10/13サーズデーレター

すみません、チューズ(Tues)デーレターのはずが、サーズ(Thurs)デーレターに・・・。

さて、今回は観劇の楽しみ方をレクチャーしたいと思います。

まずは座席。今回も自由席ですので、好きな場所でお楽しみいただけます。

映画やテレビとの一番大きな物理的違いは、三次元上で見る、ということです。

つまり、座席によって見え方が変わってくるのです。もちろん俳優たちは移動するので、全くずっと顔が見えない、ということはありえません。

なので私なんかは基本的にななめ後方から見ることが大好きです。当然前でかぶりつきで見たい、という人たちもいます。


次に来場時間です。開場(つまり劇場内の客席に入れる時間)は開演時間の30分前です。

この開場時間中に、お楽しみが待っているのです。

今回の舞台美術は、意外と凝っています。と、いうのは実は近づいてみるとわかります。

いやいやふつうは舞台上には上がれないでしょう、という皆さん。今回は上がれます。

むしろ舞台上をなめるように見つくしてほしいのです。

今回の舞台美術のコンセプトは「見て回れること」です。列車内を自由に行き来できるように、博物館で展示品を見るように。

メーテルとテツロウや星の王子様が星を見て回ったように、そして水族館でいろんな水槽があるように・・・。

と、いうことでぜひ早めにご来場いただいて、展示品を楽しむように舞台上をくまなく見学してください。


最後に、作者の平田オリザさんについて少しでも知ってください。

劇団青年団は本当に有名ですし、平田さんが書かれた新書の「演劇入門」「演技と演出」「わかりあえないことから」なども読みやすく、演劇について、今回の作品について理解を深められます。

また、桃色クローバーZが主演した映画「幕が上がる」の原作小説は必見です。実はこの作品ともリンクしてます。

「銀河鉄道の夜」つながりです。だから元のモチーフの宮沢賢治の小説も是非読んでみてください。

また、別役実さん脚本のアニメ「銀河鉄道の夜」もお勧めです。


と、いうことで観劇がますます楽しみになる「演劇の楽しみ方」講座でした。
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