そう、言葉です。
この文章を書くにも、考えるにも、言葉は不可欠です。
言葉がなければ、私達は世界を認識できず、考えることも出来ません。
ちょうど、快、不快を赤ちゃんが泣くことによってのみ伝えるがごとく、それだけになってしまいます。
三重苦のヘレン・ケラーが言葉を見出したのは、「水」によって。
しかし、私達の言葉では水は、お湯と水で、異なる言葉を用います。
そう、日本語とは不可思議な言語です。
僕が今、全般的に取り組んでいる課題がいま、これです。
塾で英語を教えるにしても、日本語のトレーニングが必要です。
子ども達は感覚的には分かっています。
「良い」と「良く」の違い。「私は」と「私が」の違い。
小説を書くにしても、言葉を積み重ね、人にわかるものにしようとするために必死です。
演劇を教えるにしても、その細かな違いはどこから来るのか、じっくり考えなければなりません。
そして、今月の私の全般的な目標は「簡潔に表現する」。
今回はこれでおしまいです。
今週11月19日土曜日のCDFはお休みです。
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