さて、今回のタイトルは「なんか」ト読むのか、「なにか」と読むのか。
もちろん場合によるのですが、まずは副詞と名詞の違いがあるとして、関係性によっても違いますね。
なにか、という方が丁寧な印象を受けます。
本当に日本語は突き詰めていくと難しくて、「~なってきた」と「~なっていた」って一字の違いでもやっぱりそこに違いがありますよね。
こういうのが厄介なんですが、今はどの現場でもその差異を突き詰めていく作業中です。
学者ではないので、あくまでその俳優がその場面で、その相手役に向かって言うときに成立するのか、しないのか。
そこが注目点です。
稽古で出てくる言い間違いはその俳優と作家との齟齬や解釈の違いでもあるので貴重です。
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