あ:案を練る え:選ぶ い:行く お:応答する う:産む
これは、劇場制作時代に編み出した仕事の分け方です。
い、と、おは、分かりやすいと思います。
行く必要のある仕事と、電話やメール、手紙などの仕事です。
案を練るとは、仕事を細分化して、自分に対してマニュアル化することを言います。
選ぶとは、どの仕事をどの順番でやるか考える、ということです。
そして「産む」とは、 深く考えて創造的な仕事をしないといけないものを言います。
とりあえず、演劇の仕事って多岐にわたるので、出た順にタイトルだけ小さなメモ用紙に書いて貯めていました。それからそのメモに「あ」をして、「え」の作業をして、という感じです。行かないといけない仕事はまとめて、応答もまとめてやっていました。
今、よく考えると「産む」仕事ばっかです。でも作業化できないと思い込まず、例えば小説なら7回校正すると決めて、その順番だったり、資料を読む順番だったりを決めて行っています。
ちなみに、着る服を選ぶのが面倒で、着る順番やコーディネートを1ヶ月分考えたりしたのですが、意外と時間がかかり、でも楽しかったりします。
産む仕事も楽しいです。
Tomo Matsuura
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