今回は、タイトルロールのワーニャの姪、ソーニャ役のぺんぺんさんに話をお聞きします。ぺんぺんさんは2016年「思い出せない夢のいくつか」でベテラン俳優二人を相手にしっかりと三人芝居の一翼を担い、歌まで披露してくださっていました。今回は長い髪を解禁して、可憐なヒロインを演じてくださいます。
Q:今回のキャラクターはどんな役柄ですか?
ソーニャは一番話が通じる人間(笑)
気遣いができて優しいゆえに振り回されてばかりなので、表情も豊かに演じられたら、と思っています!
あとみんなのストッパー的な存在。
Q:原作チェーホフの印象は?
皮肉がすごい!!!!!
でもその裏側にある人間味が面白いと思います。
Q:演出についてはいかがですか?
いろんな場面にベラスケスやフェルメールの名画の構図を再現しています。
角度や立ち位置、タイミングなど細かい指定があって大変ですが、楽しく取り組んでおります!
Q:俳優同士のアンサンブルはいかがですか?
娘であったり、姪っ子であったり、孫娘という家族での距離感を改めて考えると難しかったです。
皆さんに助けられながらシーンをつくっています。
Q:今回、挑戦されていることはありますか?
過去に捨てた純粋さを取り戻します💪
Q:ご来場を迷っておられるお客様に一言!
絶対に他にはない『ワーニャ伯父さん!』に仕上がっていると思います。
私たちの滑稽な喜劇、ぜひご覧になっていただきたいです!
しっかりと原作を読み込み、演出の意図も汲んでコメディエンヌぶりを発揮していらっしゃるようです。演出からは「昨年作った『ピーターラビットのぼうけん』でも発揮されていましたがその歌唱、動きの可愛さ、そして笑いを生み出す能力、このぺんぺんさんの魅力三拍子を余すところなく楽しめる作品です。」とのことです。少し暗い悲しいお話に思われがちなチェーホフ四大戯曲を滑稽な喜劇に作る試み、是非目撃しに来てください。
YOU-PROJECT2019 チェーホフ「ワーニャ伯父さん!」
残された時間?永遠に生きるつもりだよ。
原作:A. チェーホフ 浦雅春:訳『ワーニャ伯父さん』より
(光文社古典新訳文庫『ワーニャ伯父さん/三人姉妹』所収)
脚本 クスキユウ 演出 松浦友
出演 山本周 ぺんぺん(CLAPxCLAP)クロベイ(CLAPxCLAP)
弓澤玲子(劇団EBIE)氏田敦(劇団冬芽舎)ほか
舞台監督:渡川知彦
照明:廣瀬良二
美術:ヤクシマ ユニ
宣伝美術:佐々木思郎
制作:YOUーPROJECT
〇公演概要
日時 2020年2月22日(土)19:00
23日(日)16:00/19:00
24日(月祝)11:00/14:00
(開場は開演の20分前、上演予定時間80分)
会場 枚方公園青少年センター三階ホール※京阪枚方公園駅下車徒歩5分
(〒573-0058 大阪府枚方市伊加賀東町6−8)
料金 一般2000円 学生1000円 (当日一般2500円、当日学生1500円)
電話予約 カンフェティチケットセンター 0120-240-540
(受付時間 平日10:00~18:00)
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