【You Sawaki ☆ Blog】

Rock Drummer 沢木優 × 行政書士 樺島誠二
二刀流Blog
~SINCE 2004.12~

Voice

2012年07月08日 | weblog

☆さてさて、ようやく完成致しましたLINXの2nd Single『Voice』。
昨日のリハで、メンバー全員の手元にもCDが渡りまして、これまた感無量っ!
既に、LINX☆オフィシャルサイトにも、詳細がアップされて、
メンバーのblogでも、それぞれに拘りなんかも書かれてますが、
わたくし的な視点で、ちょいと語らせて頂きます

☆去年の夏に1stをリリースして、秋頃から2ndの構想を練ってました。
“次作は、楽曲・音の質感…全てに於いて、LINXのRock的な部分をメインに出そう!”
っつう、基本コンセプトがありまして…。
とあるリハで、高山さんがタイトル曲 “Voice” のリフを弾いて聴かせてくれて、
一度聴いた時点で、“これはイケる!” というインパクトがあったので、
そのリフを元に曲として組み立てて欲しい!とお願いを。
で、去年の秋頃から、本格的に曲作りをしたのです。
このリフの印象を全面に出しつつ、曲構成・各パーツのリズムパターン・キメのフレーズ…
なんべんもアイデアを試しつつ、今の完成形に辿り着きました。
“Voice” は、現在のメンツになって、初めて1から作った曲…というコトで、
やはり特別な思い入れ…みたいなモノもあるし、
カラダ的にも馴染んでいくスピードが全然違いますね
コレは、オレと同じ途中参加組の暁くんも、近い感覚なんじゃないかなぁと。

☆もう1曲の “Surrender” は、高山さん・Miwa嬢がLINXの前身バンド時代からプレイしてる曲で、
LINXでも、いつもライヴのオープニングや終盤にプレイしてる
ハードでノリのいい、ロックチューンです
さすがに、曲自体は出来上がってるので、個々の細かなアレンジに時間を使いました。

☆オレ的には、何と言ってもVoiceのリフとメロディが大好きなんですよ
そして、Gソロが素晴らし過ぎる!!
涙が出そうな感じで…
幾つかのパターンを高山さんに考えて貰って、ベストなモノをチョイスしたんですが、
このストローク的なフレーズから入っていく流れが、歌と絡んでて最高なんスよ。
歌詞も日本語なので、メッセージがストレートに伝わってくるし、
爽やかだけどメロウな感じ…が、上手いコト表現された1曲です。
まぁ、オレが作ったワケではないケド(笑)、会心の出来になったと自負してます。

☆プレイ的な部分では、今回は本当に難しかったぁ
シンプルなパターン故の難しさですね。
速いテンポで音符がたくさん詰まってる曲も、それはそれでもちろん難しいのだけど、
この曲のように140くらいのミディアムテンポで、
同じパターンを安定して演奏するコトが、実は一番難しいんです。
リズム感の良し悪しが、ハッキリ出てしまうので…。
特に、Voiceの場合は、シンコペーションのリズムパターンが延々と続くので、
ドラム録りでは、各セクションでタイミングやグルーヴのバラつきが出ないよう、
細か~くチェックしながら叩きました
こういうシンプルなパターンで、タイコのプレイがバラつくと、
他のパートの人達が大変な思いをするので、ここは時間をかけてビッチシとね。
ヴォーカルに関しては、ハード系な曲とは違う柔らかさ…みたいなのを、
上手く表現してるなぁと思います。
彼女なりに、コーラスのパターンもいろいろ試しつつ録ってましたが、
結果的にはベストな形になりましたね
ベースは、全体的にシンプルなラインですが、要所にストライクなフレーズがキマってて、
オレ的には大好きな感じです。
この要所にズバッ!とキメるのが大事なのです(笑)!!

☆Surrenderに関しては、いつもの自分のスタイル&ビートでガンガン攻めました
曲調なんかは全然違うケド、グルーヴのイメージとしては、
パワヌで言う “PAIN IN THE NECK” を、少し速くしたような感じですかね。
聴いて貰えれば、きっと言わんとしてることが分かって貰えると思います。
そして!この曲での暁くんのベースが、ヴォーカルに絶妙な絡みを見せてます
前に出るトコ、バッキングに徹するトコのバランスも完璧でしょう!
彼には、“曲の雰囲気を掴んだら、どんどん自分らしいフレーズを入れていいよ!”
と、話しはしてましたが、2曲ともトータルで凄くいいベースを弾いてます。
ギターは、全体的にイケイケで、めっちゃロックしてますよぉ!
途中のグリスも豪快にキマってるし、悩み抜いたソロもイイ感じです
この曲のヴォーカルに関しては、Miwa嬢のおハコでしょう。
パワフル&ソウルフル!ってなトコですかね
この曲は英詞なんですが、細々した発音も拘って、妥協なく録ってましたょ。

☆レコーディング自体は、前回と同じ2日間という超タイトなスケジュールでしたが、
今回はその時間をフルに使って、全てに於いて前作よりステップアップ出来るよう
それぞれに目一杯なプレイで録りました。
あと、今回担当してくれたエンジニアの山田さんの存在も大きかった!
某・大先輩バンドのエンジニアをはじめ、メジャーどころのJ-POP系バンドも
数多く手掛けてるだけあって、作業の手際やキメ細かさはもちろんのコト、
一番大事な音作りの面でも、バンド側が求めてるモノだけでなく、
プラスαなアイデアを盛り込んでくれまして、格段にクォリティが上がったと思います
そんなバンドの気持ちが、ガッツリとこもってる渾身の2nd Single『Voice』。
是非是非!手に取って頂いて、聴いて貰えると嬉しいです。
ひとつ宜しくお願いしますぅ
あんど、14日のレコ発@水族館も、お待ちしてまっす
コメント (2)
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