NYブロードウェイミュージカル“WITHOUT YOU”の東京公演4日目。
昨夜の公演後、アメリカチームの皆さんから、少しだけ呑もうよ!と誘って頂いたので、
お邪魔したのが、ホテルの高層階にある、シャレオツ過ぎるBAR(^^;
1杯1500円もするグラスワインをご馳走になりました。
自分は、Dan(バンマス&ミュージカルディレクター)の隣に座らせて貰い、最初はやや緊張。
無意識に背筋がピンっ!となる感じですかね(笑)。
基本的に、あまり口数は多くないDanですが、
時折り音楽の大切な話しなどは、スマホの翻訳機能を使って丁寧に伝えてくれて、
そういう1つ1つが自分にとっては、宝物のような時間なんですよね。
一緒に過ごせる中で、小さなコトでも出来る限り吸収したいです。
ここまで4公演を終えて、自分なりに感じたことを幾つか…。
最初は、90分もある英語のセリフの流れなんて、アタマに入るのか心配でしたが、
不思議なもんで、自然と流れがカラダにしみついてきました。
演奏の入りのタイミング、音を切るタイミング、テンポなど、全てDanのキューに合わせるのですが、
必ずしも台本通りとは限らないので、常に手元にある液晶モニターや、
イヤモニに返ってくるトークバックからの指示を逃さないようにしなければいけません。
特に、ドラムきっかけのヤツなんかは、タイミングを外すのは絶対に許されないので。
テンポは、クリックは聴かないですが、Danと自分は手元にクリックをセットして、
クリックの光を目視で確認しながら…なので、やはり譜面は全て覚えておいて良かったなと。
クリックを聴いていないとは言え、決して自由ではないですから、
Danの想定するテンポじゃない時は、すかさず“あれは、もう少し速くね!”など…指導が入ります(笑)。
そんな環境なので、これで譜面を見ながら叩くのは無理ですね。
少し慣れてきたのは良いコトだけど、ちょっとしたスキからミスをしたり…があるので、
同じコトを何度も安定して演奏するメンタルは、かなり鍛えられてます。
同じ箇所でミスをしてしまうと苦手意識が芽生えてしまうので、そこはかなり気をつけています。
さて、今日は昼・夜の2公演。
まさに、そのメンタルをしっかり維持していかなきゃです。
簡単なサウンドチェックの後、昼公演の開演になります。
■「WITHOUT YOU」JAPAN TOUR 2024 公式サイト
※ツアーメンバーとして、名前も掲載されています。
更に優さんのドラムが確固たるものになったことでしょう✨
こりゃ~ワンマン6月は相当期待(笑)
って、私の耳は凡人耳ですが( 〃▽〃)
ドラマーとしては、得るものしかない素晴らしい経験でした。
プレイに対する考えや見方、スティックのサイズなど…
色々と見直す機会になりました。