現実。

2009年05月03日 08時18分51秒 | Weblog
予想していた通り、
雨天だった前回よりも人通りは減ってました~
ま、当然と言えば当然か。
晴れた日にわざわざ地下を通る必要もないもんね。

ほんの数十秒間だけど、
全く誰もいない時が2~3度あった。
さすがに集中が途切れそうになる。
もちろんそんな事でめげていても仕方ないんだけど、
難しさを感じたのも正直なところ

俺が地下道で歌ってる間、
上にある大きなショッピングビルの出入口前にて
ちゃんと音響を組んで歌ってるアーティストがいた。
当然ショッピングビル公認だと思う。
そこに若い女の子が大量に群がっていた。
メジャーアーティストなのかどうかは分からなかったが、
20歳そこそこの男性二人組ユニットらしい。

現実を突きつけられたようで、
凹んだ気持ちもあったけどそれ以上に、
悔しかったっす
片や若さ溢れて既に陽の目を見ようとしている・・・
片や30歳オーバーで知名度もなく一人地下で歌っている・・・
悔しくもなるね、そりゃ。

でも、それが現実なのです
それはよ~く分かってる。
その現実を打開する為にどうすればいいのか・・・
まずは知名度を上げるしかないわけで。
本当のファンを一人ずつ地道に増やしていく為に始めた路上。

時間かかるよ、これ、ほんとに。
もう根性論だね
悔しさをバネにしていきたい


歌い始めようかと思ったところで、
日本人女性2名とアメリカ人男性2名のグループが通り、
「歌って」と言ってもらえた。
何を血迷ったかせっかくだからと英語の曲をやってしまった。
「Sound of silence」ね。
自分の英語がなまくらだって事に改めて気付いたよ
喜んでもらえたのがせめてもの救い。。。


グリーンのお洋服に身を包んだ上品で素敵な奥さまが
通り過ぎた後戻って来てくれた。
「素敵な声だったので」とCDを購入してくれた
嬉しいことだよ。
ちょっと聴いただけでも分かってもらえるんだなと。
ありがとうございます


友達がまた来てくれ写真を撮ってくれたり、
別の友達が仕事の合間に来てくれたり、
職場の知り合いの方が来てくれたり、
前回出会った若手ギタリストくんがフラッと声かけてくれたり、

あとは、ポスター看板を覗き込んでくれる人がいたり、
フライヤーを自発的に持ち帰ってくれる人が今までより多かったり、
微笑んでくれる人がいたり、

そういう観点では悲観する必要はないのかなと思う。

みなさま、ありがとうございました


もう終わろうかというところで、
浮浪者みたいな酔っ払いが絡んできた。
これで一気にテンション下がったね・・・
ケンカを売られたとかではないけど、
あぁだこぅだと邪魔をされた。
「弾き語りってのはもっと指で弾くもんなんだよ」
「音が合ってねぇんじゃねぇか?」
「吉田拓郎は出来ねぇのか?」
「俺も昔は凄かったんだよ」

胸ポケットにワンカップの酒が入ってるし。。。

まぁ路上はそういう人も相手にせなあかんわけで。

でも、次回以降は会いたくないね。。。