今日は父ちゃんの診察日。先月の血液検査・心電図検査・レントゲン検査の結果を聞きます。
先生:調子よさそうですねぇ。
父ちゃん:ふふっ(にっこり笑顔で)
先生:それはよかったですねぇ・・・(私に向かって)なにか変わったことはありますか?
私:特に無いですが、ごはんをちゃんと食べてくれません・・・等等・・・
和やかなムードで診察が始まりました。心電図の検査結果を見ながら、
先生:あれぇ・・・右胸心でしたっけ?
私:へ?
看護婦さんにレントゲン写真を持ってきてもらって見ると、なんと心臓が真ん中に寄っています。前回の写真では、肥大した心臓がちゃんと左にありました。
私:心臓って引越しするんですか?
なんて、バカなことを聞いています。
先生:腸のガスが膨らみすぎて、心臓を移動させてしまったようですね。心臓が前よりも大きくなっているようだし、心臓の周りの水が増えているようです。『心膜炎』ですね・・・。『慢性心不全』なので、苦しくなったり、意識が無くなったりしたら、すぐ病院へ連れて行ったほうがいいですね。・・・
なっなんと、これほどのことを、にこやかに説明してくれた先生は初めてです。先生・・・おやさしい・・・。
先生:CT撮りましょう・・・
私:へ、へい・・・
半日がかりで検査を終えて、ちゃんと先生のお話も聞けて、お薬も多少変更があって、しかも『土砂降りの雨』に打たれて、つ、疲れたぁ・・・。
あ。病院に『チャグチャグ馬っコ』が慰問に来ていましたょー。こちらも雨に濡れて、ちょっとかわいそうでした。