ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

お風呂事件!

2009-04-09 21:18:13 | 自宅介護

 父ちゃん、まだ少し脈の乱れがありますが、だいぶ落ち着きました。

 胃への経管栄養も再開です。

 朝・昼・夕それぞれ100cc・・・

 いずれはそれぞれ300ccが目標です。

 それまでは今までどおり、点滴も併用です。

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 父ちゃんが落ち着いたのでちょっと安心していると、今度は田舎のおじいちゃんの入院の知らせが・・・。90歳を越えて元気でいたのですが、しばらく病院で静養させるとのこと。そちらには伯母がついていてくれるので、安心してお任せです。看病に付き添っているおばあちゃんも90歳は越えてるし、どちらかというとおばあちゃんのほうが心配かなぁ・・・。

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 いつもの母ちゃんのお風呂

 湯船を出たり入ったりが大変なので、お湯の中で背中を洗ったりしてあげています。

 きょうも順調に背中を洗い、シャンプーを終え、温まったところでお湯から出ようとしました。 

 湯船の中には滑り止めのゴムシート。

 しかし、そのゴムシートごとすべってしまったんです。

 湯船に仰向けで『ザップーン』

 母ちゃん、恐くなったのか動けません

 浮力の関係で、お腹の脂身が浮いちゃう

 引っ張っても何しても、動けないったら

 お湯を半分抜いてみてもやっぱりすべるし、仕方が無いのでもったいないけどすべてのお湯を抜きました。

 母ちゃんをバスタオルでくるみ、バスタブの外に同じ高さの椅子をスタンバイ。

 私も湯船に入って、前方から抱え込み持ち上げ、椅子めがけてよっこいしょ

 あーぁ、重かったぁ・・・。

 お風呂救出作戦は30分もかかってしまいました。

 あとは・・・何事も無かったように涼しい顔でごはん食べてます

 ・・・やれやれ・・・

 滑り止めシートもダメ・・・

 手摺は構造的に無理・・・

 ついている3本の手摺は母ちゃんの役にたたないし・・・

 お風呂リフトも無理・・・

 これはそろそろ、お風呂だけでも施設のお世話になるべきなのでしょうか。

 ・・・こまったぞ

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もどってこーーーい!

2009-04-09 00:28:34 | 自宅介護

 朝6時・・・仕事部屋から携帯のメロディーが聞こえてきました。

 こんなに朝早くから携帯が鳴ったことが無いので、しばらく『なんだっけ』と寝ぼけていました。

 おぉっ・・・電話じゃん

 出てみると、病院からでした

 『〇〇さん、血圧が低下したので、来てください』

 眠気ぶっ飛びです

 あたふたと着替えを済ませ、一応歯磨き・・・

 車のエンジンをかけるも、フロントガラスは霜に覆われなかなか出発出来ません。

 出発出来たのは電話から10分を過ぎていました。

 病院に着くと、すでに玄関は開いています。

 父ちゃん・・・意識無し、血圧低下、脈波低下、酸素全開・・・

 強心剤の点滴がぶら下がっています・・・。

 当直の先生曰く『ご本人が苦しまないようにしてあげましょう』・・・

 ・・・いよいよ、その時が来たのか

 心の中で『父ちゃーん、もどってこーい・・・』

 どのくらい経ったのか・・・

 しばらく手を握っていると、主治医の先生が現れました。

 『〇〇さーん大丈夫だよー

 と父ちゃんに声を掛けながら、私には『持ちこたえたたようですね』と・・・。

 『娘さんも仕事があるでしょう、行ってください』とのこと。

 時刻は8時を回っていました。

 父ちゃんの事は病院に任せて、私は帰宅・・・

 もしもの事態に備えて、仕事の段取りです。

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 夕方までノンストップで仕事をこなし、図面を納品に行きました。

 先方様にはちゃんと父ちゃんの状態を伝えて、いざというときにはお休みを頂く手はずを整えました。

 ・・・こうやって、過去何度も危機を乗り越えてきたんです・・・

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 納品の帰り、父ちゃんの所に直行すると、血圧も脈波も正常値に戻っています。

 目も開けて、キョトキョトしています。

 でも・・・お薬で一時的に元気になっているだけかも・・・。

 早く、いつもの父ちゃんに戻って・・・

 ・・・・・・とんでもない一日でした・・・・・・

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