午前3時・・・呼び出しコールが鳴りました。
就寝後3度目の、母ちゃんのトイレ介助です。
トイレも済み新しい尿取パッドも装着、あとはベッドで暖かくして寝るだけです。
その時・・・母ちゃんが仏壇のほうを指差して・・・
『怖いぃ・・・』
目は仏壇の方を見ていますが、焦点は宙をさまよっています。
『大丈夫だよぉ、なんにも居ないよぉ』
『誰か居るぅぅぅ・・・怖いぃ』
つられて仏壇の方を向くと・・・『ガタン』・・・
何にもしていないのに、仏間の折れ戸が大きな音をたてたんです
母ちゃんの目はオバケを怖がる子供のようです。
『おばちゃんが居るぅぅぅ・・・怒られるぅ、怖いぃ・・・』
『なんで怒られるのぉ』
『ふとん・・・いっぱい汚したから・・・』
『・・・ん・・・汚れてないよ、大丈夫だよ。誰も怒らないよぉ』
『ホントぉ・・・よかったぁ・・・寝るぅ』
すぐに寝息を立てて眠ってくれました。
・・・いったい何だったんですかねぇ・・・
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そんな出来事があったのに、今朝の母ちゃんは爽やかな顔です。
不穏でないことを確認して、昨夜のことを聞いてみました。
『おばちゃん』というのは、母ちゃんより4つ年上の叔母に当たる人で、オイラのじいちゃんの一番下の妹です。年が近いので、幼い頃は一緒に遊んだ仲みたいです。
その『おばちゃん』が仏壇の前で怖い顔して怒っていたそうです。『オネショしちゃ駄目』って・・・。
・・・夢だったと思っているようです。
夢にしては・・・あの『音』はなんだったんでしょうか・・・
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午後からチィさんが居ないなぁ・・・と思っていたら、新たな寝床を発掘していました
セカンド・パソコンの裏の窓際、ランケーブルの上です。
本当にこやつは機械の傍が好きなんだなぁ
『うるさくて眠れないのニャ』
・・・失礼しましたぁ・・・