ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

告知

2011-10-12 22:37:40 | 自宅介護

昨夜は10時半就寝の母ちゃんです。

トイレ介助は4時半、5時半、7時、7時半。

そのうち実際にお小水が出たのは4時半と7時半の2回でした。

一日を通して、お小水の間隔は3時間ってところです。

あとは、尿意が正常になってくれることを祈るだけです。

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今日は医大に行く日です。

再検査の可能性があるので、朝ごはんは抜き

お昼にいっぱい食べようね~

ってことで、ちょっとゆっくり目の8時半出発です

医大には9時丁度に到着。

前回よりも患者さんの数は少なめかな~

母ちゃんの車いすが居られる場所を確保して、呼ばれるまで読書を楽しみます

母ちゃんはといえば、本よりも『人間ウォッチング』のほうが楽しい様子・・・

時折、水筒の麦茶でのどの渇きを抑えたりして・・・

待つこと1時間半。

待合室に通されたものの、そこからまたまた30分の待ち時間がありました

やっと診察室に通されて、さっそくカンファレンスの結果を聞くことが出来ました。

産婦人科・腫瘍専門医12人の意見の集約・・・

血液検査の腫瘍マーカーが若干上昇しているものの、今すぐ手を打たねばならないほどではない・・・

MRIに写っていたものは、まぎれもない『卵巣腫瘍』・・・

腫瘍マーカーの上昇を考慮すると、おそらく癌が発生している・・・

卵巣は摘出後に検査しないと、癌かどうかの判別が出来ない・・・

本人の体調(てんかん、ぜんそく、糖尿、狭心症など)を考えると、手術はお勧めできない・・・

結論・・・病名『卵巣腫瘍及び子宮筋腫、卵巣癌の初期』

そのまま様子を見ながら、癌の進捗を把握していこうということになりました。

次からは、初めに行った病院に医大の先生が出張する日に合わせて、3カ月に一度の検査をすることになりました。

ちなみに、上腹部の『液体の入った腫瘍』が大きくなりつつあるのを、注射器かなんかで抜けないものか相談しました。

すると、その液体の中にもしも癌細胞があった時、注射針の穴から体内に漏れ出ると転移の恐れがあるからやらないほうが良いとのことでした。

ベッドからの転落時の古武術式介護方での『後ろからの抱きかかえ』は、腫瘍が破裂する恐れがあるので禁止ということになりました。

今後、ますます転落防止に努めなければなりません。

初めの病院への紹介状(紹介に対する返答書)を頂いて、お会計して帰ります。

今日は初めから県民会館の駐車場に車を停めたので、ゆっくり車いすを押しながらのお散歩です。

ププッとクラクション

振り向くと、ご近所様が車から手を振っていました

ご近所様も通院の日だったのね~

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帰宅途中、いつものように『何か食べる』と聞くと、なんだか上の空の母ちゃん・・・

やっぱ告知を気にしている様子・・・

『回るお寿司』それとも『ラーメン』、お蕎麦でもいいよぉ~

・・・らーめん・・・

ってことで、いつものラーメン屋さんではなく、ショッピングモールのラーメン屋さんに入りました。

母ちゃんの好きなシナそばを注文するも、スープが美味しいと言ったきり、麺は半分残してしまいました。

無理に食べさせることはせず、母ちゃんのタイミングでお店を後にしました。

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帰宅後、母ちゃんはすぐに横になってしまいました。

しばらくそっとしておいてあげよう・・・

『トイレの時はボタン押してね』

・・・うん・・・

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Pa120488

くんかくんか、おばあちゃんが帰ってきたのニャっ

Pa120490

でもあしょんでくれないから、つまんないニャ~

オイラは午後の読書を楽しんでいましたが、睡魔がやってきたので素直に横になりました。

しばらくして呼び出しボタンが鳴りました。

行ってみると・・・

床にペタンと座る母ちゃん

『一人で立っちゃいけないって、今日決めたでしょ

・・・しらん・・・

『持ち上げ禁止だから、ハイハイしてベッドに乗ろうよ

お尻を支えたり、足の置き場を決めたりと、苦労してベッドに戻しました

告知のショックというわけではなさそうですが、どうやらタイムトリップで『歩けた時代』に戻っている様子・・・

痛い所は無いかと確認すると、足首を少々ひねった模様。

時間が経つにつれ、両足の踵の後ろの痛みが増してきたので、湿布にて様子をみることにしました。

あらためて一喝

『一人で立つなっ

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夕食後のこと。

お仕事先から明日からのお仕事の資料メールが届きました。

PDFを印刷しようと2階の仕事部屋に向かうと、シィ君とミィちゃんが廊下でなにやら画策を練っている様子。

どうしたのかなぁ~って考える間もなく

シィ君が吹き抜けの手すりをすり抜けて

とばっちりを受けた格好のミィちゃんも

『落ちたー

慌てて下りて行ってミィちゃんを確保

したり顔のシィ君とボー然のミィちゃん

どこか痛くしてない怪我は

ハイテンションのシィ君をとっつかまえて、『危ないでしょ』とお説教

やれやれ、とうとう危険な遊びに目覚めたか・・・こやつら

高低差3.08メートルを怪我無く落ちたのは、さすが猫です・・・

あっ・・・お仕事するところだったっけ・・・

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今日は精神的に疲れた一日になりました。

今夜はしっかり母ちゃんを『監視』しながら、休むことになりそうです。

軽~く一杯

飲んでもいいよね・・・

飲みたいのよ・・・