で、テレビのニュースを見たら、中東の行方を議論していた。チュニジアもエジプトもそうだが、興奮が冷めたときに、どういう形が進行しているかに関心が向かう。
ロシアだって、20年前の歴史の転換点では、改革に大いなる期待がかかっていた。しかし、事実は、強いロシアを望む勢力が結局は政権を担って今がある。
中東も今は混乱のさなか。だからこそこれからの権力争いが、ある意味見ものかな。とはいえ、18日前に民衆デモが起きたとき、ムバラクさんは今日のこの日を想像しなかったのだろうか?30年という長さの中のたったの18日間。この18日間の来し方を間違えたために、国賊となって追われた。
もし、18日前に辞任をしていたら、惜しまれることはなかったにせよ、追われることなく晩節を全うできたはずだと思うと、独裁者という者はつくづく「哀れ」なものだと思う。
最新の画像もっと見る
最近の「国際政治」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事