夕方、帰京した。 福島2泊3日の旅は、九死に一生を得た人の話、避難生活故に積み重なった疲労による不注意から、人の命を奪ってしまった話など、人生の「淵」を垣間見るものだった。 こんないい方は何の慰めにならないけれども、もし『原発事故』がなければ、こんな人生の「淵」を見なくても済んだかも知れない。